新春ドライブで思いがけずうまい蕎麦を食べたたか氏、よね氏、私の三人。
食後は潮来市内をなんとなくドライブ。
十二橋めぐりの船着き場で蜜に群がる蟻のようにワラワラ出てくるイタコ星人から逃亡。
加藤洲十二橋では、水曜どうでしょうの絵ハガキの旅で登場した橋を捜索。
いずれもせまい道で、またしてもペーパードライバーのたか氏に試練を与えたことは言うまでもありません。
さてこの日は、たか氏もよね氏もご自宅に戻らなければなりません。
熟達した乗り鉄のよね氏は、この日も鉄道で横浜に戻るのだといいます。
そこで、本日の解散の地はJR十二橋駅と定めました。
加藤洲の集落を通り抜けると、あたりは田んぼしかない開けた地へ。
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北東からのJR十二橋駅。
「十二橋」の名を冠してはいますが、十二橋からの距離は2kmほどあり、十二橋めぐりの船着き場はもっと遠く、隣の潮来駅からのほうがずっと近いです。
このとおり集落からも離れており、当然あたりに商店などはなく、十二橋の名につられて下車した観光客を絶望の淵に追いやるのだとか。
関東地方では随一の「秘境駅」といわれます。
高架をくぐり、鹿島線の西側に出ました。
この鹿島線、このようななんにもないド田舎を通るにもかかわらず、ほぼ全線が高架になっています。
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駅の西側にある、秘境駅にしては現代的な駐車場。
そして駅はというと、スーパーハウスのような小屋がひとつだけの簡素な駅です。
しかし高架の上にある、現代的な秘境駅です。
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「十二橋駅 JUNIKYO STATION」
余計な文字などない、質素にして美しい駅名標。
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乗降客は、階段を上り下りするだけ。
改札などは存在しません。
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切符の券売機もありません。
乗客はこの乗車駅証明書発行機の発券ボタンを押して、乗車証明書を発行します。
ワンマンバスの整理券のようなもので、大きさもそれくらいです。
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ホームにある駅名標。
JR東日本における標準的な形式・・・ですが、雨風に長くさらされているためか、文字が薄くなり塗装が剥がれかけているところもあります。
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待合小屋はリニューアルして、より現代的になっています。
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高架の駅とあって、眺めは格別。
ホームからは与田浦を見ることができます。
15時28分、別れの時刻。
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潮来からやってきた上り電車に、よね氏が乗り込みました。
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よね氏が乗った電車は、利根川の彼方へと消えていきました。
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