ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

一世を風靡したけど

2010年05月26日 | 時事
<「シーマ」「プレジデント」8月で生産終了>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2010年5月26日

 日産自動車は26日、高級セダン「シーマ」と「プレジデント」の生産を8月末に終了することを明らかにした。車の新衝突安全基準に適合しなくなることに加え、昨年11月に発売した新型「フーガ」を最高級車として売り出す戦略を進めているためという。

 初代シーマは1988年に発売。バブル経済時に売り上げを伸ばし「シーマ現象」という言葉が生まれた。国内の累計販売台数は約27万8千台に上る。65年に発売されたプレジデントはトヨタ自動車の「センチュリー」と並ぶ高級セダンとして、主に法人向けに累計で約5万6200台を販売した。

 ただ、景気低迷や小型車志向の高まりなどもあって最近は販売が低迷。09年度の国内販売はシーマが294台、プレジデントが63台にとどまっていた。
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「シーマ現象」とは懐かしい言葉です。
そんな一時代を席巻したブランドでも20年が寿命なんですね。改めて未だチカラある「クラウン」のブランドの凄さを感じます。

オヤジが子供だった頃にお馴染みだった「カローラ」、「サニー」、「コロナ」、「ブルーバード」といった車のブランド。
若干、形を変えて残っているブランドもありますが、既に消えたものも多くなりました。

車に限らず、時代を超えてチカラを失わないブランドは極めて限られています。
常に手を入れていかなければ、間違いなく弱体化していきます。
たとえ手を入れていても、時代の変化、価値観の変化によって生き残れないことも多々あります。

ここ数年、そんなブランドが特にお買い得とばかりに安売りされ、結果としてブランド価値を落としているのは寂しいですね。
コメント
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