ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

お祝いのはずが・・・

2012年09月04日 | 時事
超高速で高齢化社会を迎えている日本における深刻なニュースです。

お祝いでの訪問で既に亡くなっていることを知るとは。。。
家族は年金を受給し続けるために亡くなっても葬式を出せない・・・いや出さないのか。。。

人の死が単にお悔みではなくなっている現状。
親の面倒を見る子供が既に高齢者という現実。

ではどうすべきなのか?
軽々には答えられない難しい問題です。

オヤジが昭和初期生まれの我が両親を見るにつけ。
この世代は高度成長期の中でモーレツに働きましたが、その報酬もそれなりに受け取りました。
その背後に幼少から青年期に我慢、辛抱を重ねながら、今に見てろよ、追い付き追い越せ魂があったように思います。

今や恵まれた時代しか知らずに育った大人が我慢や辛抱ができない時代になってしまいました。
少子化は将来への不安も大きな要素ですが、自分が楽しく生きるために、子供への意識、即ち子孫繁栄というが生きものとしてプライオリティが高いはずのものが二の次、三の次になっている事実も大きな要因だと感じています。

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<100歳お祝いで訪問の市職員ら、2遺体を発見>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2012年9月4日

 4日午後5時頃、岐阜県土岐市土岐津町土岐口のAさん(75)方で、Aさんと母親のBさん(99)とみられる遺体があるのを、県警多治見署員らが見つけた。

 いずれも一部が白骨化しており、同署は身元の確認を急ぐとともに死因を調べている。

 発表によると、同日午後、19日に100歳になるBさんのお祝いを兼ねて市職員が訪問。この際、Aさんの妻(70)が、Bさんの所在について「親戚の家に預けてある。親戚宅の詳しい住所や連絡先はわからない」とあいまいな説明をしたため、職員は署員と再び訪れ、1階の8畳間と6畳間で布団が掛けられた2遺体を見つけたという。

 市は訪問の日程調整のため、8月末から電話をしていたが、誰も出ない状態が続いていた。妻は同月15日、家主に対し、Aさんは施設に入所していると説明したという。

 Aさんは妻と長女(51)、Bさんの4人暮らし。同署は遺体について妻と長女から事情を聞いている。
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