ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

教育の一環

2017年08月06日 | 戯言
高校野球の在り方、毎年夏になると話題になります。
高校サッカーや高校バスケットでは話題にならないのに、高校野球だけ別格なのは歴史の長さは関係なく(サッカーもバスケットもそれなりに長い)やはり「甲子園」での全試合を国営放送が完全中継する「国民的行事」だからでしょう。
そういえば春の選抜大会もそれほど喧々諤々にはなっていないような。

日本高等学校野球連盟が標榜する「教育の一環」なんて思いを持って視ている人がどれだけ居るのかがそもそも疑問です。
社会人の実態企業対抗野球を都市対抗野球と称しているのと同様、全国高校野球選手権大会も高校生版都道府県別対抗野球大会が実態でしょう。
それのどこがいけないのかと思います。
出場する選手の背景は二の次、郷土の代表校が活躍することで地元は盛り上がるのですから。

オヤジが仕事で関わる大学サッカーは、単にサッカー部として強くなるだけでなく地域貢献も含めた産学共同の体制を模索する動きが出ています。
企業スポンサーのロゴを公式ユニホームに付けてプレーしています。
そうやって経済的に企業支援を受ける一方で、例えば少年少女へのサッカー教室といった社会貢献を大学単独だったり、企業と協働で行なったりすることのシクミ化が始まっています。

「教育の一環」が錦の御旗のように振りかざされている大会に関わる学校や主催する新聞社は見事に自らの経営のために利用しています。
建前と本音を上手く使い分けているつもりでしょうが、それが「教育の一環」として相応しいのか・・・ですね。

コメント (1)
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