ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

定期演奏会に向けて

2017年08月27日 | 音楽
11月の定期演奏会に向けた本番指揮者の最初の練習でした。

前プロはオヤジが大学時代に初めて定期演奏会で弾いたデビュー曲、ロッシーニの歌劇「どろぼうかささぎ」序曲。
何しろ今から33年も前の出来事。
スコアは当時購入した年代物を使っていますが、当然ながら体はすっかり忘れています。
他2曲がロシアものでコッテリしています。
今日の練習では軽いノリのこの曲を最初でなく2曲目にやったのでイマイチ軽くなり切れませんでした。
いやいや、最初に練習しても恐らくノリは今のままでは決してよろしくはならない。
この点を演奏会までの3か月足らずで克服しなければなりません。

中プロは昨年会社オケでセカンドを弾いて、今回ファーストを弾くのは初めてのチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」。
実は今回の3曲の中で一番手強いと思っているのがこの曲。
譜面面だけを追って音を出していてはこの激しい感情の入り乱れる劇的な曲の魅力が出てきません。
まあ、正直なところまだ大多数が譜読み状態というのが実態。
かくいうオヤジも偉そうに言えるレベルではありません。何しろ音域が高いからなぁ。。。
まだ土俵に上がる前の段階か・・・

そしてメインはカリンニコフの交響曲第1番。
オヤジにとって今回唯一の初演奏曲です。
いかにもロシアという感じのメロディックな曲です。
作曲者カリンニコフの名前こそ聞いたことはありましたが、実際の曲は定期演奏会で演奏することが決まって楽譜が渡されてから聴きました。
第一印象は結構気に入りました。
カリンニコフは結核で34年という短い生涯だったそうですが、終楽章は指揮者先生のよると生きることへの渇望が漲っているとのこと。
途中はやや指が回らなかったり、頻繁にポジション移動が必要な個所がありますが、概ね何とかなりそうな譜面面。(笑)
こちらは魅力的ながらポピュラーな名曲になりきれない作品をいかに最後までお客様を惹きつける曲に仕上げていくかでしょうか。

当初の予定では休憩を含めて5時間半の長丁場が計画されていましたが、指揮者先生の持論で練習は一度で4時間を超えてはならないそうで、おかげ様で2時間を過ぎた時点でバテテいたオヤジには温情の風が吹き、開始から4時間半ほどで練習終了となりました。
但し、次回練習に向けての宿題はタンマリと出されました。
やはり譜面面から単に音を出すのではなく、しっかり楽譜とお話をして音楽しなくてはいけません。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする