朝、身支度をしながら視ていたテレビ。
ちょっとお手洗いに行って戻ったらブラームスのピアノ四重奏の終楽章が流れ、見覚えのある顔が画面に映っているではありませんか。
ここでも何度か取り上げさせていただいた大学時代に2年弱お世話になった師匠でした。
「無名の演奏家」という枕詞に違和感を感じました。そう若い頃から逸材としてまさに「知る人ぞ知る」でしたから。
でも世間的には「無名」だったことは確か。
その実力が亡くなってから世間的に評価されるというところは、末端の「弟子」とは名乗れないような存在からしてもちょっと残念とは思いつつ、そのまま知る人たちだけの記憶の中で止まることなく、広く演奏の記録を聴いてもらえるようになることは嬉しいことです。
CDを聴くと30数年前に聴いていた師匠の音が鳴り響き、「楽譜とお話ししなさい」と言われたレッスンの記憶が甦ってきます。
ちょっとお手洗いに行って戻ったらブラームスのピアノ四重奏の終楽章が流れ、見覚えのある顔が画面に映っているではありませんか。
ここでも何度か取り上げさせていただいた大学時代に2年弱お世話になった師匠でした。
「無名の演奏家」という枕詞に違和感を感じました。そう若い頃から逸材としてまさに「知る人ぞ知る」でしたから。
でも世間的には「無名」だったことは確か。
その実力が亡くなってから世間的に評価されるというところは、末端の「弟子」とは名乗れないような存在からしてもちょっと残念とは思いつつ、そのまま知る人たちだけの記憶の中で止まることなく、広く演奏の記録を聴いてもらえるようになることは嬉しいことです。
CDを聴くと30数年前に聴いていた師匠の音が鳴り響き、「楽譜とお話ししなさい」と言われたレッスンの記憶が甦ってきます。