ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

罪を憎んで人を憎まず

2017年08月24日 | 戯言
ヤフーニュース配信8月24日付読売新聞「飲酒運転職員に町長ら嘆願書…検察は「違和感」」を読んで、「違和感」を感じるのはオヤジだけではないでしょう。

「罪を憎んで人を憎まず」とは、罪を犯した経緯にやむに已まれぬ事情があった時に、罪を憎んでもその人までは憎んではいけないという意味です。

同僚と飲食店をハシゴして飲酒した後に運転をして衝突事故を起こした経緯の何処にやむに已まれぬ事情があったというのでしょう。

仮に飲酒を強要され、かつ運転も強要されたのだとしたら、強要した同僚が処罰されるべきですが、どうやらそうではないらしい。

香川県三木町長は言葉の意味を履き違えています。

事故の大きさ、怪我人の有無ではありません。一歩間違えば何の関係も無い人の命を突然奪ったかもしれないのです。
怪我人が無かったのはたまたまです。

「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」というドライバーにとって極めて基本的なルールを意図的に守らなかった罪の重さは事故の有無大小には関係ありません。
増してや、幼子3人が飲酒運転の犠牲になった福岡の海の中道大橋での事故から明日で11年。

飲酒運転撲滅に向けた社会の意識の変化、具体的な撲滅に向けた動きもある中で、怪我人出したわけじゃないんだから多めに見てなどとそれこそ公務員が考えるなんて言語道断です。
オヤジは公務員を失職して当然だと思います。

まともな町民なら決して寛大な措置を望むことに理解は示さないでしょう。
その点でも町長は町民の気持ちをも履き違えています。

いやもしかして・・・当初厳正な処置をと言っていたにも拘らず寛大な措置へ言動が変遷したとなると、町長にこそ何かやむに已まれぬ事情があって罪を憎んで人を憎まず???






コメント
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