小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

京都の道 その2 東大路ー8

2010-12-15 22:28:12 | 旅行
京都の道 その2 東大路ー8

2009年 8月15日(土曜日)
東大路の南のエンドは八条通りへ直角に曲がります。その角の山際に東福寺と泉涌寺があります。
東福寺に続く道の入口にある家に咲いていた花が人目を引きます。





女性好みの陶器を売っている<とうあん>にすぐ出あいます。このときは時間が早くてまだ空いていませんでした。展示品をご紹介できなくて残念。



東福寺への道はなぜか大きく、くの字に曲がります。



この一帯に、東福寺関連の25の小院が点在し、東福寺は広大な地域を占めています。



東福寺の入口の臥雲橋は、このお寺が作る特別な空間のプレリュードです。



臥雲橋からみる、通天橋。ここが紅葉すると、美しくかつ恐ろしい空間に変化するのです。昨年の秋のブログをご覧ください。洗玉澗(せんぎょくかん)という渓谷がありその上に2つの橋がかかっているのです。その周囲の庭にはモミジや緑が美しく配置され、秋には京都紅葉の名所となるのです。

東福寺を一言で言うと、この本堂(仏殿)につきると思うのです。直観的に感じる本堂のオーラから古い建物かとおもっていましたが、驚いたことにこの本堂は昭和9年に再建されたものだそうです。近代木造建築の粋を集めた建物という気がします。



この力強いフォルムが東福寺全体を支配しています。




今日は、東福寺の本堂とその魅力の一つである瓦屋根のフォルムにフォーカスして撮影しました。



ダイナミックな瓦屋根の織りなすパターンは何気なく通り過ぎたとしても、みなさんの脳裏に浸透してゆくのです。







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