南イタリア物語ー7

K7 43mm limited
<天使の階段>が地中海を照らします。

K7 43mm limited <ジュノーネ・ラチニア神殿>
もう夕暮れです。この神殿は、2500年前も同じ夕暮れを見ていたのでしょうか。

K7 43mm limited

K7 43mm limited

K7 43mm limited

K7 43mm limited <エルコレ神殿>


K20D 15mm limited<コンコルディア神殿>

K7 43mm limited <ジョーヴェ・オリンピコ神殿、人像柱、テラモーネ>
神殿をささえる巨人の石柱7.75mが横たわっています。本物はアグリジェントの考古学博物館に行って、レプリカですが、アグリジェントの街を見下ろしていた巨人たちのその時を想像することができます。
カルタゴ(北アフリカ、フェニキア人)との抗争が続く中で、この巨人神殿も破壊され、その後ローマ帝国がここを支配するようになるのです。さらに東ローマ帝国、アラブ人と支配者が変わり、1100年ころにノルマン王国がイスラム勢力を追い出して、繁栄の基盤をつくるのです。しかし、100年もたたないうちに、ノルマン王家はグチャグチャになり、1400年ごろから、憎きスペインの支配がはじまるのです。そして、1860年にやっとイタリア王国に統合されたのです。
めまぐるしく、支配者が変わっても、ここからの自然の景色は淡々と<天使の階段>という神殿を作り続けているのです。

K7 43mm limited

K7 43mm limited
アーモンドの木に囲まれたなだらかなスロープに沿って、いくつもの神殿跡があります。2月にはアーモンドの花が咲いて(今も間違ってちょっと咲いていますが)、アーモンド祭りがおこなわれるそうです。そんな時に訪れたら楽しいでしょうね。

K20D 15mm limited
夕方、ライトアップにも連れて行ってくれました。入り口から中に入らないで、ちらっと見るライトアップです。サービス満点のツアーですが、写真にはなりません。

K7 43mm limited
ライトアップはこういう写真を撮りたいのです。廃墟は丘の上で輝いていなければなりません。そうでなければシシリー島に来た意味がありません。ただ神殿跡ならローマでいいじゃないですか。しかし、その、たった一枚の写真が撮れない。一瞬でもバスが止まってくれればいいのに。どうしてもわかってくれない。観光とは、単に観光対象ポイント(点)と点を渡り歩くことではないのです。点ではなく、それがなぜそこにあり、どういう意味があるかを感じることなのです。つまり、2次元、3次元、4次元で感じることなのです。ツアーといえどもわかってほしい。

K7 43mm limited
カジキマグロのはずが、違う魚が出てきて、添乗員が文句をいう。変わってだされた魚がこれ。また添乗員はこれも違うと文句をいう。後日、カジキマグロのグリルを出しますということでおさまった。冗談と思ったら、本当に、後日、違うレストランでカジキマグロのグリルがでてきました。連絡が行っていたみたいです。おかげで、魚ばかり、ずいぶんと食べることになりました。

K7 43mm limited
<天使の階段>が地中海を照らします。

K7 43mm limited <ジュノーネ・ラチニア神殿>
もう夕暮れです。この神殿は、2500年前も同じ夕暮れを見ていたのでしょうか。

K7 43mm limited

K7 43mm limited

K7 43mm limited

K7 43mm limited <エルコレ神殿>


K20D 15mm limited<コンコルディア神殿>

K7 43mm limited <ジョーヴェ・オリンピコ神殿、人像柱、テラモーネ>
神殿をささえる巨人の石柱7.75mが横たわっています。本物はアグリジェントの考古学博物館に行って、レプリカですが、アグリジェントの街を見下ろしていた巨人たちのその時を想像することができます。
カルタゴ(北アフリカ、フェニキア人)との抗争が続く中で、この巨人神殿も破壊され、その後ローマ帝国がここを支配するようになるのです。さらに東ローマ帝国、アラブ人と支配者が変わり、1100年ころにノルマン王国がイスラム勢力を追い出して、繁栄の基盤をつくるのです。しかし、100年もたたないうちに、ノルマン王家はグチャグチャになり、1400年ごろから、憎きスペインの支配がはじまるのです。そして、1860年にやっとイタリア王国に統合されたのです。
めまぐるしく、支配者が変わっても、ここからの自然の景色は淡々と<天使の階段>という神殿を作り続けているのです。

K7 43mm limited

K7 43mm limited
アーモンドの木に囲まれたなだらかなスロープに沿って、いくつもの神殿跡があります。2月にはアーモンドの花が咲いて(今も間違ってちょっと咲いていますが)、アーモンド祭りがおこなわれるそうです。そんな時に訪れたら楽しいでしょうね。

K20D 15mm limited
夕方、ライトアップにも連れて行ってくれました。入り口から中に入らないで、ちらっと見るライトアップです。サービス満点のツアーですが、写真にはなりません。

K7 43mm limited
ライトアップはこういう写真を撮りたいのです。廃墟は丘の上で輝いていなければなりません。そうでなければシシリー島に来た意味がありません。ただ神殿跡ならローマでいいじゃないですか。しかし、その、たった一枚の写真が撮れない。一瞬でもバスが止まってくれればいいのに。どうしてもわかってくれない。観光とは、単に観光対象ポイント(点)と点を渡り歩くことではないのです。点ではなく、それがなぜそこにあり、どういう意味があるかを感じることなのです。つまり、2次元、3次元、4次元で感じることなのです。ツアーといえどもわかってほしい。

K7 43mm limited
カジキマグロのはずが、違う魚が出てきて、添乗員が文句をいう。変わってだされた魚がこれ。また添乗員はこれも違うと文句をいう。後日、カジキマグロのグリルを出しますということでおさまった。冗談と思ったら、本当に、後日、違うレストランでカジキマグロのグリルがでてきました。連絡が行っていたみたいです。おかげで、魚ばかり、ずいぶんと食べることになりました。