俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

案山子(かがし)

2012-10-01 | 俳句・秋・人事


サンバイザー被り農婦の案山子かな

竹・藁などで作った人形で、人がそこにいるように思わせて鳥獣を追い払うために田畑に立てるもの。古くは鳥獣の肉や毛を焼いて串などに刺し、その悪臭を嗅がせて鳥獣からの害を防いだことから、「嗅がし」と呼んだという。棚田のあちこちに変わった案山子が立っていた。子供たちが作ったそうである。

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案山子にも孤独の風(ふう)のありにけり


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