俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

秋簾

2012-10-03 | 俳句・秋・人事


人通りなくて宿場の秋簾

秋も深まり日差しが柔らかくなると、簾はそろそろ片づける頃となるが、そのまま掛かっている簾をいう。「簾の名残」「簾外す」「簾納む」などとも使う。棚田の帰りに北国街道の海野宿(うんのじゅく)に寄った。ここは、寛永二年(一六二五)に開設された宿場であるが、夕方だったので人通りはほとんどなく、街道沿いの家には秋簾が静かに掛かっているだけであった。(「続きを読む」に海野宿の写真を載せておきましたので、ご覧ください。)

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気抜き(小屋根)と袖うだつ


気抜き


本うだつ


海野格子


一茶句碑〈夕過乃臼の谺の寒哉〉


北国街道




なまこ壁の土蔵















格子にも秋簾ある宿場かな


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コメント (2)
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