俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

後の月

2012-10-27 | 俳句・秋・天文


坂上りきて東(ひんがし)の後の月

陰暦九月十三日の夜の月。名月に対していう。枝豆や栗を供えて祀るので、「豆名月」「栗名月」ともいう。後の月が出ていたので、坂を上って高台へと行ってみた。まだ満ちてはいない月が東の空に明るくかかっていて、この月を愛でた昔の人の気持ちが理解できるようであった。そのうち次第に薄雲が出てきて、しばらくしたら雲に覆われてしまった。

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覚えなき指の傷なり十三夜


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