俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

薄(すすき)

2012-10-02 | 俳句・秋・植物


無住寺へ行く細道の芒かな

イネ科の多年草。日当たりのよい山野に自生。屋根葺きに用いられて萱(かや)ともいう。八~十月頃、茎の先に花の穂を十数本つける。長い穂がけものの尾に似ているので「尾花」と呼ばれ、秋の七草の一つ。芭蕉のおもかげ塚のある姨捨の長楽寺は無住寺であるが、月見堂や観月殿があり、観光客が絶えない。棚田の中の細い道を通って長楽寺へ向かう途中に芒が見られ、風に靡いていた。

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長楽寺観月殿



逢いたくてあえぬひとあり花芒


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