今日のひとネタ

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よっ!大統領

2008年01月03日 | 日記・雑記・ただの戯言

 我が家で正月にどこにも出かけないときにはトランプとかポンジャンとか百人一首が登場しましたが、今年はついに花札を導入。数年前の正月に私の実家に帰ったときは、叔母とその孫達(女子中学生と女子小学生)が座布団を真ん中に胡坐をかいて“ペシッ”と花合わせをしている姿を見て唖然とした事があったものです。(ちなみにその小学生は冬休みの日記に「お婆ちゃんの家で花札をやったらお年玉が増えた」と書いて提出し学校で大問題になったそうです。皆様ご注意を)


 そういうことで久しぶりに花札をやってみるといろいろな発見があります。まずは子供たちが「なんで任天堂って書いてあるの?」と不思議がるのですよ。私などからすると任天堂はトランプとか花札のメーカーというイメージが残ってるのですが、子どもにとってはテレビゲームのメーカーとしか考えられず「冗談で書いてる」と思ったそうです。なお外箱には「当社は我国で消費される花札類の過半を製造販売しその品質の優秀さは消費者各位に絶大な御好評を賜っております」と書いてありました。


 また赤い短冊に書いてあるのは「あのよろし」ではなく「あかよろし」だというのは呉智英氏が言ってましたが、これまで「みなしの」だと思っていたのもよく見ると「みよしの」ですね。子どものころ親戚の家でやってたときは誰もちゃんと知らなかったのが、今はネットで調べるとわかるようになりました。(このサイトとかこのサイトがわかりやすいです。)


 我が家では「花合わせ」しかやりませんが、これについてもローカルルールが様々あるようです。うちの田舎では青短3枚=20点、赤短3枚=20点ということでギャンブル性は低いです。(猪鹿蝶もないですし。) 地方によっては雨の札を4枚集めると他の人の役はすべて無効になるという豪快なルールもあるようですが…。


 試しにやってみたらその模様の華やかさが気に入ったらしく娘2号が喜んでました。小さいうちに覚えると飲み込みは早いようです。普通の大人であれば1月から12月まで正しく言えるようにしておきたいものですね。私は4月の藤と7月の萩をよく間違えますので修行が足らんなぁと。


 ところでこの絵の「大統領」って誰っすか???