今日のひとネタ

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女子供にもわからせろ!

2008年01月08日 | 日記・雑記・ただの戯言
 雑誌「特選街」の今月の特集は「XPパソコン あと6年使うための快適化大作戦」ですと。「ほほぉ」と思って見てみたら率直に言ってどれもこれもセコイ! 曰く「メモリを節約するために壁紙はなしにする」「セキュリティ表示を出なくする」「常駐ソフトを外す」など。果ては「時計の表示もなくす」というのもありました。「快適化」と名前はついておりますが、あまりにもいじましいのではありませんか?

 「いやいや、そんなことはない」「パソコンを使いこなそうとするならばそれくらいの努力を惜しんではならない」「そういう工夫がPC環境設定の醍醐味だ」などと言うようではいけません。パソコンを仕事の道具にするにしてもエンターテイメントツールにするにしても、なぜこんなしちめんどくさい事をせねばならないのでしょうか? XPパソコンであればついこの間までショップの店頭で華々しく売られていたのでしょうに、それが最早こんな記事のネタにされてるのですよ。

 我が家は女子供が3人ほどおりますが、みんなデスクトップをカラフルな壁紙で飾ったり、いろいろな常駐アクセサリーが貼り付いてたりします。そうやって楽しんでる人たちに「ダメ!そんな事するより軽快な動作を重視しなきゃ!」って言い聞かせてもわかりませんって。「あんなに高いお金払って買った機械なのになんでまともに使えないの?」と逆ギレされてしまうのがオチです。

 女子供にとって「パソコンをまともに使う」とは、特にめんどくさいこと考えなくても普通に動いてDVDも見られてCDも聞けて、ウイルスとかハッカーとかの心配がなくてインターネットも年賀状の印刷も写真の管理も音楽のダウンロードもできて、気に入った壁紙やデスクトップのアクセサリーを自由に使えて楽しめる、という事です。壁紙をなくして時計も表示しなくするようでは「まともに使える」とは言えません。

 メーカー製のPCであれば軽く20万くらいはするでしょうに、既にXPパソコンがそういう役に立たないというと寿命はせいぜい3~4年ですか。それならそれでメーカーもそう言って売ってもらわねばいけません。私もMS-DOSのパソコンを使ってる頃は「コンベンショナルメモリを増やす!」なんてことに燃えてましたが、その時代とは違ってパソコンを家族で使うようになり、女子供にパソコンの環境設定のなんたるかを理解させるのは既にあきらめました。そんな事に時間を費やすよりは、ネットでのマナーやモラル、プライバシーの管理、メディアリテラシーの向上というところに目を向けるべきだと思っています。どんなもんでしょうか。

 しかし、もしかしてこうやって「買ったパソコンがすぐ使えなくなった」とボヤいてるのはWindowsユーザーだけ???