フェンダージャパンから新しいストラトが出たそうです。こちらですが、要するにミディアムスケールのストラト。57年モデルと62年モデルがあるのですが、私が好きなのは62年の方。
普通のストラトはロングスケールですのでナットから12フレットまでが324mmなのですが、ミディアムスケールは314mm。1cmの違いでそんなに違うかというと違うんですね、これが。
ギブソンのギターはほとんどがミディアムスケールなので、「なんだかフェンダーのギターは弾きにくい」と思ってる人はこのギターを試してみるとよろしい。スケールが短くなると弦のテンションが弱くなるので、チョーキングとかビブラートがしやすかったりします。私はショートスケールのストラトを持ってるのですが、ちょっとテンションが緩すぎるのでミディアムスケールのが欲しいなぁと。
エレキギターもいろいろ種類がありますが、ストラトは立っても座っても弾きやすいし、音のほうも割とオールラウンドに対応できるから一番好きかも。
私がエレキギターのスケールのことを気にするようになったのは、昨年亡くなったDrシーゲルこと成毛滋さんのラジオ講座を聞いて以来なのですが、こちらのページを見ると成毛さんとポールギルバートの手の大きさの違いがわかります。
成毛さん曰く「海外の一流ギタリストと言っても左手の指が6本あるわけじゃない。手が大きいか小さいかの違いなら、スケールの短いギターを使えば条件は同じ」ですと。手の小さい人がロングスケールのギターでアランホールズワースのコピーとかやろうとすると、上手くなるどころかかえって自分の手を壊してしまう可能性もありますから要注意。
ちなみに前述のラジオ講座にて手の大きさを測ってましたが、成毛さんが手を広げたサイズはジューシーフルーツのイリアさんより小さかったです。その手でどれだけすごいソロを弾いてたか知りたい人は、まぁYouTubeにて「成毛滋」で検索してみて下さい。私と同じギター使ってるんですよね。だから私にもきっとできるはず!…なのか?