今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

割り切った大人のお付き合いということで

2009年03月12日 | ニュースに一言
 給付金支給が始まったところもあり、先週は青森県西目屋村での様子がニュースで伝えられていました。「マスコミは給付金についてあれだけ批判しておきながら、支給されるとなると微笑ましいニュースとして伝えるとはどういうことだ!」という指摘があるというのは聞いてました。

 今日の東京新聞を見ると、それらのニュースについて「つい天から降ってきたプレゼントのように錯覚してしまう。(中略) 税金がどのような経緯をたどって手元に来るのかということを、この段階で、もう一度しっかり考える報道を望みたい」という声がありました。

 マスメディアのブレ具合を視聴者がちゃんと見てるということですね。ニュースもただ受け入れるだけじゃなくて、その背景にあるものを考える癖をつけるようにすると本質が見えてくるのかもしれません。

 で、ラジオでは上記の西目屋村でお年寄りが「ありがたいです」と言ってるのを聞いて、荒川強啓氏が「これってありがたいんですか?」とコメントしてました。が、お金貰ってありがたくないわけはないので、あまり意固地になるのもいかがなものかと。

 そもそも市町村の職員だって、定額給付金の処理をすることで特別ボーナスが出るわけではなく、テキパキやったからって給料が上がるわけではありません。言わば中央の勝手で押し付けられた仕事をやってるわけで、その辺は理解した上で「割り切った大人のお付き合い」として「ご苦労。ありがたく貰っておく。」としておけばいいのではないかと。

 と、そんなことを思うのでした。他のニュースについては、金賢姫氏のこともありますが、あちこちのブログなどを見ているといろいろな見方があるようです。若い人だと、そもそも大韓航空機爆破事件をよく知らなかったりするので、「あの人誰?」という感じがあるのでしょうね。

 ちなみに私は何年か前に彼女の著書「いま、女として - 金賢姫全告白」を読みました。あの人ってどういう人だったっけ?と思った人は読んでみるといいかも。私はブックオフで上下巻各100円で買ったのですが。