今日のひとネタ

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その時みんなテレビを見ていた!

2011年07月24日 | TV番組レビュー

 午前中何気なくテレビを見てたらNHKで「その時みんなテレビを見ていた!」というのをやってました。「ありがとう、アナログテレビ!アナログ放送時代の人気番組を振り返りながら、地デジ移行の最新情報も交えて生放送。テレビが伝えた大事件!その時あなたは?」というもの。午前中の第一部では事件関係の映像で、横井さんが帰ってきたときや、アポロ11号の月面着陸、あさま山荘事件、などなど。

 その辺のニュースの解説にはお馴染みの池上彰氏が登場して、特に当時現場から伝えていたというあさま山荘事件に結構時間を割いてました。いろいろ映像がありましたが、アポロの月面着陸のときのは滅多に見ないのでこういうのはいいですね。1969年というと私は幼稚園児だったので、幼稚園の先生が「月に人が降りた」と言ってたのは覚えてますが映像を見た記憶はなし。もしかすると当時うちはまだ白黒テレビだったかも…。

 番組としては面白いのですが、丁度アナログテレビ終了の時間に差し掛かる際、アナウンサーが嬉しそうに「さぁいよいよアナログ地上波が終了します」と言ってたのですが、これは喜ぶべきことでしょうか? 私の知り合いでも風呂場のテレビが見られなくなったとか、寝室に置いてるテレビがビデオ専用機になったとかそういう話があるので、テレビ番組自体を見る機会が減少する人が多いのではと思います。私もカーナビについてるテレビが見られなくなってしまいました。なんかチューナーつければいいのかもしれませんけど、運転中は画面映らないのでパーキングでニュース見たりするためだけにわざわざそんなもん買わないし。

 また、フジの27時間テレビではその時間「笑っていいとも」のスペシャルやってたようですがプロインタビュアーの吉田豪氏によると、<「地デジ化移行していいかな?」(タモリ)「いいとも!」(観客)って言わせてたけど、全然良くないよ! しょうがないからラジオ聴くよ!>ですと。NHKの方の番組は「テレビだから伝えられた」という部分を強調してて確かにそういうのはわかるのですが、フジの27時間テレビの方は芸人いじめやってたり歌の下手な人を集めてきて笑いものにしてたり「テレビはこんなにしょーもない」ってわざわざ言ってるような気がします。(27時間テレビはほとんど見てないのですが、見なくてもそんな情報だけネットで駆け回るので…)

 ラジオだけあればいいってわけじゃないけど「テレビだからこそ」というのをもっと考えていただきたいと思う次第です。