やらせだとか組織票だとかで思い出すのが30年ほど前のプロ野球オールスターゲーム。たいして成績のよくない日本ハムの選手が人気投票上位を独占して問題になり、球団自体がファンクラブを動員しての組織票だったことを認めたため、何人かは出場を辞退したと記憶してます。それを聞いたヤクルトの球団関係者は「それが認められるなら、うちも全国のヤクルトおばさんを動員して…」とか言ってたのが妙におかしかったり。
その後、日ハムファン対ヤクルトおばさんのガチンコバトルが繰り広げられたのかどうかは知りませんが、九州電力のやらせメール問題を聞くたびにあの話を思い出します。ただ、やらせとはいえ相当数のメールが集まったこととか、これまで内部告発で発覚しなかったこととかは凄いですね。
敵対するのは市民団体なんかでしょうが、その調査力が及んでなかったということでしょう。こういうのはどうすればいいかっていうと、それぞれ一人一人が「こういうことをしたら結果的に何か問題があるか」ってのを真剣に考えるべきでしょう。それにしても、こういう話を考えるにつけ、電力会社の締め付けたるや相当厳しいのは想像に難くありません。
ところで、上記の日ハム組織票のニュースを調べようと思ったら近年も話題になってる様子。う~む、変わらぬ芸風。というか、他チームのファンはもっと頑張りなはれ。