昼にラジオから「こんにちは～青空たのしで～す」という声とともに「一杯のコーヒーから」のイントロが流れてきました。多分この番組を聞くのは24年ぶりくらい。別に聞きたくはないんですが、たまたま聞こえてきたのでした。それにしても物凄い長寿番組のようです。
実は就職した頃には営業車にはAMラジオしかなく、それも岩手県内が担当地だったもので聞くのはNHKかIBC岩手放送のみ。その岩手放送でやってたのだと思いますが、その頃も当然聞きたかったわけじゃなくなんとなく流れてたので耳に入ってきてたという次第。それを久しぶりに聞いたものだから、エアコンが不調で暑かったあのボロ車や汗だくで走り回ってた暗い新人時代を思い出し、一気にいやな気分に突き落とされてしまいました。（いや、青空たのしさんに罪はないですが）
で、そうやってちゃんと聞いてたわけではないので記憶が曖昧で、私はこの番組は青空たのしさんじゃなくて、青空うれしさんの方がやってたものだと思い込んでました。かれこれ20年以上勘違いしてたわけで、これは大変な問題ではないでしょうか。例えば昭和のいる・こいるのお二人を混同したり、リーガル天才・秀才のどっちがどっちかわからなかったりすると社会人としての常識を疑われるわけで、ビジネスマンとしての生命も絶たれるかもしれません。さらに今回調べてみて驚いたのは、青空うれし・たのしという漫才は既に存在せず、とっくにコンビを解消してたのだとか。これは知らないと赤っ恥かくところでした。
ところで、かの中島らも先生は「リーガル」の和訳を「天才」だと思ってたそうで、語呂で覚えた言葉というのは恐ろしいものです。私も今だったら「青空」と言われれば「たのし」と答えることでしょう。なんとか「球児・好児」と答えられるくらいにはなりたいものですね。ゲロゲーロ。