いわゆるクールビズスタイルというか、上着無しで半袖カッターシャツでホームセンターなんかをウロウロしてるとまず店員に間違われます。なんか商品を探してるらしい老夫婦がこっちをチラチラ見てると「あ、来るぞ来るぞ」と思って、話しかけられるのはイヤなので移動しようとすると「あの、すいません」って言ってくるの。なので「店員じゃないですから」というと「あ、そうですか、すいません」という人より「え、なんで?」と不服そうな顔する人が多いです。なんかこっちが悪いみたいに。
「おばはん、よく見てみいや。ここの店員はみんな揃いのエプロン着とるやろが! ワシは違うぞ。」とかいうのも面倒なので相手にならず早々に立ち去るのですが、当然気持ちのよいものではありません。
今日は今日で普通に歩いてたら、ある店の前におばちゃんが立ってたのでそれを避けようとしたら向こうが立ちはだかってくるの。何かと思ったらこっちを見て「あの…、タクシーさん?」ですと。タクシー呼んだのを待ってたらしいのですが、タクシーなら車で来るでしょうに。
かなり前ですが、甲斐よしひろさんのラジオに甲斐バンドのリードギターの大森さんがゲストに来てたときの話。あるリスナーがギターを持って歩いてたら「甲斐バンドの大森さんですよね?」と話しかけられてびっくりしたという投稿があったのですが、それに対して大森さんは「僕はギター持って歩きません」ですと。大森さんは当時ライブやるときはエレキとアコギと合わせて10本くらいギターを用意してたらしいので、自分では持ち運べないんですね。売れっ子のギタリストほどローディーに持たせるので、かえってギター持たないという…。
まぁそういうことで、人は見かけで判断しちゃいけませんという話でした。「いかにもヤクザ」という風貌なら誰も話しかけてこないのでしょうが。