今日のひとネタ

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格安のレスポールはどうじゃろ

2012年10月22日 | ギターと楽器のこと

 Maestro by Gibsonというギターを見つけました。サイトの宣伝文句によると「ギブソンとイシバシ楽器がタッグを組み、本家ギブソンが認めたヘッド・デザインでこのギターを実現。『多くの人がもっと気軽にギターに触れ、ギターの楽しみを知ってもらいたい。』そんな思いが詰まった入門エレキギターの決定版が完成いたしました!」のだそうです。確かにヘッドデザインというのはギターにとって結構重要で、ギブソンのコピーだとエピフォンが一般的ですが、なんと言っても私はあのヘッドデザインが許せないので。


 で、このブランドはマエストロですが、マエストロというとなんといってもエコープレックス。ブライアン・メイが使用したのが有名ですが、私がギターを始めた頃にGutsの広告で見た「ニャンコがギター弾いてるうちに分身がドンドン出てくる」というイラストが印象的です。クイーンの初期のレコードでは一人で合奏するような演奏がありましたが、あれの正体はそれなんですね。あのときの広告を見て「でかいな~」と思ったのですが、値段は確か10万以上したのではなかったでしょうか?


 そのマエストロのギターが日本初登場だそうで、それもレスポールスタンダードとSGスタンダードのみ。しかも値段はレスポールが14,800円で、SGが13,800円と格安。安いだけあってセットネックじゃなくてボルトオンであること、ポジションマークがドットであることなど、安いなりのところはありますが、写真で見た感じはまずまず。


 今の世の中は格安ギターであろうともすぐにネットで試奏レポートが出るし動画での報告があったりします。音の方はまぁ特に問題がないというか、値段の割りにはいいようですね。ただし細部の仕上げがレポートによっては「雑」という声もあるので、個体差が大きいのかもしれません。特にネックの端っこというか指板の端の処理がちょっと気になる画像があったので、さすがに通販でポチッとするわけにはいきません。中国製らしいから元々の品質がそれなりなのでしょうけど、店頭で実物見て納得すれば構わないのですが。


 あとは贅沢をいうと色がハニーかゴールドが好みなんですよね。それとさすがに大人としては「入門用」というギターを持ってステージに立つのもあれかと。今後ギター買うにしてもいつまで現役でいるかと考えると、あんまり安いの揃えてもど~するのと思いますし。ギブソンでなくてもグレコのスーパーリアルとか新しいのだとフジゲンとかナビゲーターならありかなぁ。あとは百歩譲ってバーニーかトーカイか。とはいえ、ナビゲーターっていい奴はギブソンより高いかも。


 そういえば以前オービルのSGスタンダード持ってたんですが、あれはあれですごく美しいギターでした。私にはちょっとネックが幅広かったので弾きづらかったんですが、ネックもちょっと反って来てたんでジャンクで売り出したのに結構高値がつきました。それを考えるとオービルの中古もいいですね。どっかに落ちてないかなぁ。(落ちてないって)