今年の出場歌手が発表されました。昨年より随分遅かったので、何かサプライズがあるかと思ったらそうでもなし。名前を聞いてもまったくわからないのが紅組で4組、白組で5組いますがまあいいでしょう。いいかどうかは見てから決めます。個人的に見たいのは、紅組だとイルカ、Superfly、高橋真梨子、白組ではTHE ALFEEと南こうせつくらい。
驚いたのはイルカさんの出場で、2週間ほど前に見たコンサートでは会場から「紅白に出てー!」と声が掛かった時、「自分じゃ決められないんだよ~。」と笑っていたのですがまさか実現するとは。
何を歌うのかはわからないというか、やはり「なごり雪」になるのでしょうか。これはこれでいい曲ですが、私としては現在コンサートで必ず歌っている「人生フルコース」を希望します。
この曲のタイトルは人生を料理のフルコースに例えたもので、定年だったり仕事を引退した場合にメインディッシュが終了したような気分でくたびれたり老いぼれたりするのはつまらないだろうというメッセージが込められてます。
というのも、フルコース料理ではメインディッシュの後にまた楽しみがあると。何かというとそれはデザートであり、そういう年代の事を「デザート世代」と呼ぶことをイルカさんが提唱しています。
この曲自体はイルカさんのこれまでの人生を歌ったものですが、楽しい中にもなかなか心にしみる曲ではあります。そのイルカさんのメッセージとともにこの曲を聞くと元気が出る中高年も多いのではないでしょうか。
あとは、紅白だと見る人が多いので「なんでスタンドにギターを固定して弾いてるの?」と思う人も多いでしょう。その話も出るかどうかはわかりませんが、あの小柄な体でマーチンのドレッドノートを担いで何十年もコンサートをやり続けた勲章でもあろうと思ってます。そういう歌手人生を見られるのも紅白というものであって欲しいです。
あとは南こうせつですがやはり「神田川」でしょうか。実は私はあの曲があまり得意ではなく、特に大晦日に聞くのはどうかなあと思ってます。物悲しいし。
希望としては「僕の胸でおやすみ」が聞きたいです。ああいう曲を聞くと穏やかな気持ちで新年を迎えられるのではないでしょうか。そうでなければ対極として「あの人の手紙」かな? 大晦日で浮かれてる人の気分をぶち壊すのもいいかも。
あとは毎年言ってますが、とにかくみんなNHKホールに来て生で歌って欲しいです。例によって年越しライブの会場からの中継という人もいるのでしょうが、個人的にはそういう人は出さなくてもいいと思ってます。あのザワザワした会場で、1曲聞かせるだけでみんなを黙らせるような迫力なり存在感があってこその歌手でしょうと思う次第。
紅白も今では国民的番組なんて言えませんけど、やはりテレビでいろんな歌手が見られるのは楽しいし「あの会場で歌いたい。出たい!」とみんなが思うようなショーになればと願ってます。別スタジオを用意したり、生出演でなくてもいいから出てと懇願しなきゃいけないようなのはどうにも気に食わんです。
まあそんなこんなですが、私は長年受信料払ってますし好き放題いうのも許されるでしょう。つまんなければさらに文句言います。受信料返せ!とか。
南こうせつと言えば「神田川」「妹」「赤ちょうちん」。それを、こうせつ自身も嫌だと言っていました。1980年代にラジオで聞きました。
僕としては、こうせつが紅白で「さよならの街」を歌って欲しいです。
https://www.youtube.com/watch?v=mOylboxHij4
アルバム「ねがい」に収録されています。あるいは武道館ライブのアルバムです。
で、「ねがい」というのはソロ初期のアルバムですね。その頃は私はまったく聞いてなかったので、わかりません。長いキャリアなのでいろいろあるのでしょうけど。