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新しいコタツ記事はどうでしょう

2024年11月23日 | ブログ・インターネット

 一般に「コタツ記事」の概念としては、「ライターがまったく取材に行かずネットで調べた事だけで書く記事」ということになりましょうか。それこそ「コタツに入ったまま一歩も動かず書けるようなもの」ということで。

 ただ、今は狭義のコタツ記事として「有名人がSNSで呟いた話をそのまま引用しただけの記事」というのも存在している気がします。

 別にコタツであろうと寝床であろうと風呂で書こうがどうでもよく、記事が面白かったり、取り上げた事象について読者が関心を持ったり、考えさせられるようなものであれば存在価値はあると言えましょう。

 それはそれとして、新しいコタツ記事を考えました。というのは、「ネットで何も調べないで書く」というもの。あるニュースを聞いて、自分が知ってるつもりのことを偉そうに書いて赤っ恥をかくというのが面白そうです。

 というのも、田中康夫が長野県知事に当選した時、街頭で一般人にインタビューしたところ「えっ、おニャン子が知事ですか?」とか「夕焼けニャンニャンでしょ?」という声がありました。

 私はおニャン子には興味なかったのですが一瞬「ん?」と思った後に、「それって田中康夫と秋元康を間違えてない?」と気づきました。どっちも名前に「康」の字が入ってて、小太りで金持ってそうでいやらしそうというのが共通してますし。(いや、もしかして田中康夫も夕焼けニャンニャンに出てたのかもしれませんが、特に繋がりは強く無さそうだし。)

 そして私の事でいうと、富岡製糸場が世界遺産に登録されたニュースを聞いた時、「ほぉ~、昔は女工哀史にあるように人をこき使ってた工場が世界遺産か。『ああ野麦峠』も悲惨な話だっただろうが。」と考えてしまいました。

 が、調べてみて「あっ!」と。富岡製糸場があるのは群馬県で、野麦峠は長野だったか山梨だったかその県境であって全然場所は別。しかも、あそこは官営だったので元武士だったか身分の高い家庭の子女が働いてて環境が良かったという話も見ました。

 ただ、そういう勘違いのまま突っ走って相当妄想を膨らませた記事なら逆に面白いのではないかと思います。

 たとえば、「私が去年見たなんちゃらという映画は、舞台が四国だったか新潟だったかで、主人公は農民だったか漁師だったかで、多分20代か30代の若者で、彼女は幼馴染だったか親友の妹だったかで、最後は死ぬんだったか捕まるんだったか…。」というような映画解説は面白そうです。


 …って、面白くないですか。まあ私も読みたくはないですが、「自分の頭の中の知識だけで書く」というのもある時にはやってみるべきではないでしょうか。なんでもWikiで調べないと書けないってのはつまんないし。

 とはいえ、特定の個人については記憶だけで「あの人って前に捕まったっけ?」とか「不倫してたよね。」なんて迂闊に書いてしまって事実がなければ問題ですから、そこは注意しないと。

 ということで、今回はまったく何も調べずに書いたコタツブログでした。ま、ブログなんてそもそもコタツで書くものですしね。


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