船戸与一著の「蝶舞う館」を読みました。前にも書きましたがこの人の事は全然知らなかったのですが、最初に買ってみたのがこれ。どれを買おうか文庫の裏表紙を見て検討した結果だったのですが大当たりでした。ベトナムが舞台なのですが、ベトナム戦争の知識も無いし地理にも疎いし登場人物の名前も日本人以外は覚えにくいし、ということで最初は苦労しましたがじっくり読むうちに面白くて止まらなくなって…。
が、面白いしエキサイトもするのですが、決して楽しい話ではないので読後感が爽やかなわけではありません。
で、もう一つ面白いのがドラマ「64」。昨夜が第四話だったのでいよいよ終盤ですが、だんだん面白くなるのが素晴らしいと。もちろん原作も面白いのでしょうから、そっちも読んでみたいと思いました。が、こっちも楽しくはないので最終回を見終わったらどんな感想になるか。う~む…。