「そういえば司馬先生の幕末系の短編ではまだ読んでないのがあったはず」と思い、図書館に行ったら「司馬遼太郎短編全集」というものを発見。全12巻もあるので「おお!」と思ったのですが、まず今回は幕末物が収録されている第8巻から。
この巻の収録作品は
「逃げの小五郎」
「海仙寺党異聞」
「死んでも死なぬ」
「沖田総司の恋」
「彰義隊胸算用」
「槍は宝蔵院流」
「浪華城焼打」
「弥兵衛奮迅」
「最後の攘夷志士」
「四斤山砲」
「桜田門外の変」
「菊一文字」
「英雄児」
など。
「ほぉ~」「へぇ~」と思って読んでたのですが、さすがに「沖田総司の恋」まで来て「はて? どこかで読んだような…」と気づきました。果たして過去に読んだ短編集の収録作品を調べたところ、これらのうち5作は「新選組血風録」に入ってて、それ以外も既読多し。初めて読むのは「最後の攘夷志士」と「英雄児」だけかも。
実は新選組関係はあんまり好きじゃないのですが、こうやって読んでみるとやっぱり面白いですね。これまで読んだ司馬先生の本は全部文庫ですが、ほとんど新品で買ってたので今回だけは図書館で勘弁して貰おうと思う次第です。いっそのこと順番に借りて来て全部読もうかと。