今日のひとネタ

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「もういらない」 吉田拓郎

2016年05月09日 | ブックレビュー

 図書館で吉田拓郎さんの本を見つけて借りて来ました。で、最後の方になって「あれ? 前に読んだことある」と気づき、自分のブログを検索したところ見事7年前に同じ本を借りてたことが判明。

 これはエッセイというかインタビューを再構成した本なのですが、オビによると<人生の転機は50歳の誕生日だった-。「あの頃の自分」なんて、もういらない。「いまの自分」で正直に生きていけ! 拓郎が初めて語る究極の人生論。>というもの。

 なんか40代後半の頃から50歳になるのにすごく抵抗があったそうで、50歳でもカッコいい人というと高倉健とショーン・コネリーしか思いつかなかったんですって。

 これを読んだ時は私はちょうど40代後半で今は50歳過ぎてます。で、当時読んだ感想は…完璧に忘れました。が、今読んでみると結構面白かったです。この人の話は面白いですね。フォーライフの社長時代の話もあらためて読むと味わい深いものがあります。

 ちなみに自分のブログで調べると2009年は1年で81冊読んでます。我ながらなかなかのペースでしたね。翌年は41冊でしたが、読んだ本が自分の知恵の基になると考えると当時の自分よりはいまの方がちょっと賢くなってるような気がします。って、賢くなったかどうかはわかりませんが、あらゆることで好き嫌いは減ったかも…。まぁ許容範囲が広がったというか。特に好きな物は変わりませんけどね。