今日のひとネタ

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連続ドラマW 「海に降る」

2016年05月21日 | ドラマレビュー

 今年からWOWOWに加入したのでこのドラマは知らなかったのですが、今月再放送してたので見ました。調べてみると、昨年秋の放送で制作開始の時はいろいろ話題があって派手に発表されてたようです。

 その話題とは

・有村架純が連続ドラマ初主演
・日本のドラマとして初となるHDR(ハイダイナミックレンジ)映像技術で制作
・有人潜水調査船「しんかい6500」で日本初のドラマ撮影
・全編4Kで撮影(放送はフルHD)
・JAMSTEC(海洋研究開発機構)が全面協力

など。ただし私はこれらをまったく知らず「有村架純主演なら見てみましょうかねぇ」という感じ。

 感想としては割と面白かったです。まったく予備知識無しで見たので、単にはねっかえりの女子が一人前の潜水調査船のパイロットになるまでを描く青春ドラマかと思ってたら、それは大きく違いました。なんというか企業サスペンスみたいなところもあって。

 全体の作りとしてはすごく真面目に作ってある感じで、配役は「はまり役」というのを集めた感じ。優しくたくましい父親役の時任三郎もよかったし、いい人なのか悪い人なのか謎の遠藤憲一とか、厳しいけど人情味のある西岡徳馬もピッタリだし、筒井道隆とか高橋和也もバッチリ。この辺はうまく集めてたと思います。

 役者さんの部分はいいのですが、HDR映像技術とか「しんかい6500」で撮影とか全編4Kとかいうところはまったく意識しなかったのであんまり関係ないみたいな。潜水艇のシーンも別にセットでもいいような気も。

 で、主演の有村架純も特に可愛いのを強調してなかったので、それが真面目なドラマの印象を与えてるのかも。有村架純ファンにはちょっと物足らないかもしれませんが。