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東京オリンピックに向けて空手の話を

2016年08月06日 | 日記・雑記・ただの戯言

 追加競技が発表されましたが空手もあるのだとか。空手というのは非常にルールがわかりにくい競技であり、大きく分けると寸止めと言われる伝統派と極真に代表されるフルコンタクト系の二つに分かれます。

 私も一時期格闘技バカだったので、どっちの試合もテレビで見たことあります。伝統派の方は防具を付けてやるのですが、寸止めとはいえ「直接当てはしないが、実際に当てた場合は一瞬にして顔面を打ち砕く」という感じ。言うなればスピード重視です。

 一方極真の場合は顔面パンチが禁止のため、首から下をドスドス殴りあったりローキックの応酬になったりします。しかし顔面パンチ以外では人間なかなかダウンしないものであって、やたらと胴体がごつい人たちがドツキ合う感じであり「相撲組手」と揶揄されたりもしました。迫力というか攻撃力重視です。

 果たして伝統派の方は審判の判断がすべてであって、素人が見てると勝敗がすごくわかりにくいの。しかし今回オリンピックで採用されたのは伝統派の寸止めであって、そのルールとか試合形式はこれから一般に浸透させるべきかと思います。

 個人的には一番わかりやすいルールは、防具を付けた直接打撃制だと思うのですが、まぁその辺は無理でしょう。ということは、伝統派の空手の大会をテレビでバンバン放送して一般に浸透させることが重要と思うので、マスコミの方はよろしくお願いします。