今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

私とレスポール

2016年08月11日 | ギターと楽器のこと

 このブログでは、4年ほど前に書いた「格安のレスポールはどうじゃろ」という記事に毎日アクセスがあるので、ギター選びについて関心が高い人は多いのでしょう。


 私もレスポールについて何回も書いてたくらいで「欲しい欲しい」と言ってた結果、今ではなんとかレスポールユーザーの端くれになりましたので、今日はレスポールの話をは。エレキギターに興味の無い人はご遠慮下さい。


 入手したレスポールは国産コピーでオービルの品なのですが、色はゴールド。2年半ほど前にふらりと寄った楽器屋にこれが置いてあって、なんとなく気になってたのですがそもそもオービルなので中古だから買えないことはないくらいの価格。で、ある日ふと「あの店にまだあれが残ってたら何かの縁と思って…」と寄ってみたら、果たしてそのままぶら下がっており、試奏してみたところややネックは太めであるもののギリギリ許容範囲と思いお買い上げと。


 私の場合はスペクトラムのコピーバンドをやっているもので、ギターというとイーグルかレスポールになります。レスポールもスタンダードしかダメで、サンバーストかゴールドかゴールドのP-90のモデルか、ということで。当時のヤングギターの記事によると、西慎嗣さんはギブソンだけじゃなくてグレコのスーパーリアルEG850もライブで使ってたようで、一時はそれも探してみたのですが、あれは中古市場でも結構な値段で状態の良い物はギブソンの新品が買えるのではないかと思うくらい。


 で、私が現在使用しているオービルというのは、もともとオービルbyギブソンということで80年代末から販売されてましたが、私の入手したのはbyギブソンがなくなった直後のようです。


 このレスポールは、前のオーナーがほとんど弾いてなかったのではないかと思う状態で、ピックガードはなかったのですがボディーにピックの傷はまったくなく、ボディー裏のバックル傷もなく、おまけに裏の回路のフタにはビニールがついたままでした。美しいギターなので飾ってただけなのかもしれませんね。


 が、バンドの練習に持って行ったら大ハウリングギターであることが判明。私は以前オービルのSG持ってたことがあって、それもハウリングがひどく自分でロウ漬けしたことがあります。が、今度のはサクッと業者に頼んで加工して貰ったところ、無駄吠えしないいい子になって帰ってきました。実際、相当無茶してもハウらなくなったので、ライブでも安心して使えます。


 重量は4.1kgなのでレスポールとしてはそんなに重い方では無く、国産コピーでも材質がちゃんとしてるからレスポールらしい音は出ます。うちのバンドは8人いるので音がでかいのですが、アンサンブルの中でも埋もれず、かつコード弾きもキンキンしないのでうるさくなく、どのアンプでもエフェクターでも相性がいいので、その点では大満足です。が、私は手が小さいのでやっぱり高い方は弾きにくいです。イーグルはボディも薄くてヒールレスのカッタウエイだから20フレットくらいをチョーキングしても楽勝なのですが。


 ということで、その辺をクリアするのもレスポール道なのでしょう。頑張らねば。