ジャズマスターとはフェンダー社のエレキギターのことで、今日はその辺の話です。
南沙織さんのアルバムで「Cynthia Street(シンシア・ストリート)」という名盤があります。通算11枚目ですが、シングル曲が含まれないということでアイドルとしてはかなりチャレンジングな作品。
LPのオビの言葉は「素晴らしいMUSIC PEOPLEと沙織(シンシア)との出逢い そして生まれた素晴らしいアルバム カリフォルニア・ロスアンゼルスで録音からカッティングまでのすべてを!!」というもの。
ということで、海外録音盤です。A面は筒美京平先生の作品ですが、B面が全部英語曲でAlan O'DayとかGeorge Clintonが作ってます。
当然ミュージシャンも全員外国人なのですが、そのジャケットの裏に写ってたギターが何かわからなかったと。ギタリストの人の名前は忘れましたが、写真はギターのヘッドとネックの5フレットくらいまでしか写ってなくて。
ヘッドはフェンダー系で指板はローズなのですが、ポジションマークが四角。私はそういう仕様のギターがあることを知らなくて「はて?」と思ってたわけです。が、今月号のギターマガジンがジャズマスター特集で、それを見てわかりました。ジャズマスターは当初ドットのポジションマークだったのが、途中からブロックのマークに変わったのですね。
ジャズマスターがどういう特徴を持つギターかというのはなかなか説明しづらいのですが、興味のある人はギターマガジンをご覧下さい。(丸投げ) 特に人気のあるギターではないというか、マニア受けするタイプなので雑誌で丸々特集されるのはかなり珍しいかと思います。
で、音が気になる人はこの「Cynthia Street」をお聞き下さい。1曲目がいきなりギターだけの音で始まります。が、CDでは入手できないんですね、これは。残念。