「十年目の再会」があれだったので二十年目はどうかと思って見てみました。感想として、「十年目よりはマシだけどやはり脚本がメチャクチャ」です。(意見には個人差があります)
十年目はワカメとオメダが既婚者になってましたが、今回はカースケも妻子持ち。妻役はというと石井苗子。「なんでこの人が?」と思わんこともなかったですが、当時は話題の人だったのでしょう。ワカメも一人目の嫁さんの田坂都と別れて再婚の相手は神田うの。当時話題の人だったのでしょう。出番はあったものの、神田うのはほとんどセリフがなかったような。
今回のドラマではいろいろ出来事はあるのですが、どれも無理矢理作ったような話ばかりでスムーズな流れにならず。「なんでマジョルカ島やねん?」というのが一番ですが、その他どうしてもグズ六を女たらしに仕立て上げたいようで、その無理矢理感から様々な場面で見てるのが辛い感じもありました。毎回お目当ての上村香子さんも今回は輝いてなかったし。(この人だけさんづけだったり)
十年目も二十年目も脚本は鎌田敏夫氏で、そもそもこのドラマはこの人の作品だとは思うのですが、本編を考えるとこの人の脚本でない回も多いんですよね。そうなると「もし、違う人がスペシャル版を書いてたら」とかも思ってしまいます。
ちなみに二十年目のドラマは1995年9月1日の放送だそうで、この頃私は娘2号が生まれたばっかりだったので絶対見てないですね。それどころじゃなかったと思われ。
さて、次は三十年目。一応録画はしましたが…。