今日のひとネタ

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朝ドラ同窓会「カーネーション」

2018年04月16日 | TV番組レビュー

 NHK朝ドラ「カーネーション」の再放送が始まってます。それに先だって7日の土曜日にその「カーネーション」の同窓会という番組が放送されました。集まったのは、主役である糸子の尾野真千子さん、母親役の麻生祐未さん、次女直子役の川崎亜沙美さん、幼なじみの勘助役の尾上寛之さん、勘助の義姉役の田丸麻紀さんなど。もちろん、ほっしゃんはいません(笑)(当たり前)

 役の上では饒舌でも実生活では大人しかったり、カメラの前でのフリートークが苦手だったりする役者さんは多いですが、尾野真千子さんはこういう場面では最高ですね。糸子役のイメージは崩さず、その上で当時の話を表情豊かに語ってくれるので見てて楽しいです。本当に魅力的な人だと思います。

 当時の仰天エピソードとしては、デパートで國村隼さんに走り寄る場面でオノマチさんが転倒してしまって、前歯が折れたことがあったとか。ただし、神経の方まではいかず本当に歯の部分だけが粉砕したため、顔にも口にも傷はつかなかったのが不幸中の幸いだとか。それを知らなかった出演者がいたのはなんとも…。

 また、あの父親役の小林薫さんに引っぱたかれる例のシーンについては、小林さんが「ほんまにやろか?」と打診してきて受けたそうです。ただ、妹役の役者さん達にはナイショだったので本当に叩かれて周りがびっくりしてあの雰囲気になったとか。

 なお、視聴者からの投票による名場面ベスト3もありましたが、3位は「綾野剛に告白した後抱きしめられる」という場面、2位はオノマチさんのラストで「岸和田で生きていく」という場面、1位はミシンのだんじりに乗って引っ張られるシーンでした。が、1位はオノマチさん本人が一番恥ずかしいシーンだそうで、やたらと照れてました。ちなみにほっしゃんとのシーンは入ってません。当たり前か…。

 ちなみに私個人としての名場面は、枡谷パッチ店の窓硝子に鼻の頭をくっつけて「へぇ~」と見てるところとか、空襲に遭って「死なへんで!」と叫ぶところとか、まぁいろいろあります。

 終盤では他のドラマの収録が終わってから駆け込んできた甲本雅裕さんも登場しましたが、オノマチさんとの本音のやりとりを聞けて仲が良いんだろうなぁと思って、そこも微笑ましい場面でした。

 最後はオノマチさんが締めたのですが、すっかり泣いてたのでそれだけ思い入れのあったドラマなんでしょうね。すごく感情豊かな人だと思いますます好きになりました。そういう「カーネーション」が毎日地上波で放送されてると思うとなんか嬉しいですね。ま、私は夕方の時間では見る機会がないのですが、「そこにカーネーションがあるだけで…」と思うだけで満足することにします。