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モンテクリスト伯は日本巌窟王を超えられるか

2018年04月26日 | ドラマレビュー

 フジで「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-」というドラマが始まりました。妻に「モンテ・クリスト伯ってどんな話だっけ?」と聞かれて「ん~、巌窟王みたいな話だったと思う」と答えたのですが、元々アレクサンドル・デュマの小説「モンテ・クリスト伯」が日本では「巌窟王」の名で知られてるんですね。ああ、恥ずかしい…。

 巌窟王のドラマというと、以前草刈正雄主演で「日本巌窟王」というのがありました。調べてみると1979年1月~6月までの放送だったそうで、私は最初と終盤だけ見た記憶があります。考えてみれば高校受験~進学という時期だったので2月~3月はあんまりテレビ見てなかったのでしょう。

 その「日本巌窟王」はもちろん舞台が日本ですが時代劇でした。ストーリーはというと「キリシタン討伐のため島原の乱に出陣した月之介は、彼の婚約者に横恋慕していた従兄弟らにキリシタン側に内通したという濡れ衣を着せられ、南海の孤島への流刑に。10年ののち、獄中で知り合った老人から宝のありかを託されて脱獄。琉球の王族の姫の協力も得て莫大な財宝を手にし江戸に舞い戻ったが、父が切腹し家が断絶したこと、婚約者は悪の従兄弟の妻となり、さらに自分を陥れた悪党たちも出世していることを知り復讐に出る」というもの。

 当時はなんとなく見てたのですが、こうやってストーリー見ると凄く面白そうですね。草刈正雄が琉球で武術を習得する設定だったそうで、確かに結構アクション場面があった気がします。あとは、三林京子と三木のり平がすごくかっこ良かった記憶があって、ちゃんと見とけばよかったなぁ。最終回のラストシーンは記憶にあるのですが。

 また、「そういえばエドモン・ダンテスっていう話も似た感じじゃなかったっけ?」と思って調べたら、元々巌窟王の主人公がエドモン・ダンテスで、脱獄後に変装した姿がモンテ・クリスト伯爵なんですね。恥を2回上塗りしますが。

 なお、子供の頃に漫画で巌窟王の話を見た記憶があって、それで「エドモン・ダンテス」という名前を覚えてたわけですが、「永井豪か石川賢だったような…」と思って調べてみたら正解はみなもと太郎の「モンテ・クリスト伯」でした。1972年に週刊少年マガジンに掲載されてたようですが、いまだに覚えてるというのはよほどインパクトあったんでしょうね。あれもまた見てみたいです。やっぱり巌窟王の話は盛り上がりますね。(と、一人で盛り上がってますが)