今日のひとネタ

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デビュー40周年につき石川ひとみのシングル曲を語る企画 その6(らぶ・とりーとめんと)

2018年04月08日 | 石川ひとみ

 デビュー第三弾シングル「あざやかな微笑」のB面です。彼女のライブでは定番というか、アンコールで盛り上がる曲ですね。私も大好きな曲で、特に「キャンパスライブ」の演奏はフルサイズではないものの聴きごたえ十分です。

 実はこれを「キャンパス・ライブ」で聞いて「へぇ~、いい曲。どのアルバムに入ってるの?」と思ったら2ndの「ひとりぼっちのサーカス」に入ってて、よくよく調べてみるとシングル「あざやかな微笑」のB面であることが判明。そこで「あれ? そのシングル持ってんじゃん!」と。ライブであんまり盛り上がってるので、同じ曲だと気づかなかったんですね。お恥ずかしい限りです…。

 この曲は、作詞:森雪之丞、作曲・編曲:大村雅朗。石川ひとみさんの曲では編曲を担当することが多い大村雅朗さんが作曲している珍しい曲です。曲そのものがいいのですが、これをライブで盛り上がるように仕立てたのは山田直毅さんなのでしょうか。彼女の場合は、シングル曲をレコードで聞いてもテレビの歌番組で聞いても落差がないというか、生で歌った方が声の伸びが良くてかえっていい感じだったりしますが、これをそこを凄く活かせる曲ですね。演奏の方も、元々のヴァージョンでもエンディングのギターソロがかっこよくて、フェードアウトが早いと感じるくらいもっと聞いていたい名演ですが、ライブでは間奏もエンディングも素晴らしい速弾きがバリバリです。キャンパスライブはそこがぼやかしてあるのでもったいないなぁと。

 ライブで盛り上がるというと、例えばRCサクセションの「雨あがりの夜空に」のようにスタジオ録音版より完全にライブでの方が認知されてる感じでしょうか。あと「らぶ・とりーとめんと」のスタジオ版との違いは、2コーラス目の後の転調。あれがあるのでさらに盛り上がりますが、ドラムのあとの「ダーダ ダーダーダ」というフレーズがくるパターンはキャンディーズの「さよならのないカーニバル」と同じなので、さすが元MMPの山田直毅さんのアレンジだと思ったり。

 その辺いろいろ思い出していると、この曲のライブヴァージョンが聞ける「キャンパスライブ」はやはりCDで再発して貰いたいと切望します。欲をいうならボーナストラックで「らぶ・とりーとめんと」のフルサイズ・ライブヴァージョンも収録してくれたらもっとありがたいと。いろんな人に聞いて貰いたい曲なので。その辺なんとかなりませんでしょうか>ポニーキャニオンさん!

 ということで、次回は「ひとりぼっちのサーカス」です。