ギブソンが経営破綻というニュースが流れてます。私の場合、これまで買ったエレキギターは、
Aria Pro 2 レスポールスタンダード
Fender Japan Squire ストラトキャスター
Orville by Gibson SG
Fender Japan ストラトキャスター
B.C.Rich Eagle Japan Edition
Aria Pro2 Eagleコピー
Orville レスポール
など。間に2回ストラトが挟まってますが、高校の入学祝いにエレキギターを買って貰って以来、約40年間ほとんどギブソン系のユーザーです。
実はOrvilleのSG買ったときが一番嬉しくて、ワインレッドが美しくて抱いて寝たいくらい凄く綺麗なギターでした。が、実際持ってみるとこのギターは案外ネックが太かったことと、本体が軽いのでストラップ着けて立って弾くとヘッドが下がってしまうのに驚きました。そのうちあんまり弾かずに手入れが出来てなかったらネックが反ってしまったのでジャンクでネットオークションに出したのですがこちらがびっくりするくらい高値で落札されたので、結構な人気だったのでしょう。(ジャンクなのでもちろん買値よりは安かったですが) そんななので今でもワインレッドのSGを見るとキュンときます。使いこなしてあげられなかったのが残念で。
そして「ワシにはレスポールは使いこなせん」と思ってたのが、ほんの出来心でまたOrvilleのレスポールを買って、当然中古だったのですがゴールドトップでほとんど使われてなかったようでこちらも凄く綺麗なギターです。(裏の配線のカバーにビニールがかかってたくらい) 久しぶりにレスポール持ってみたら「おお、国産コピーとはいえ、やっぱレスポールの音がする。おまけに重い!」と結構嬉しかったです。
一方フェンダーの方は、ストラトはやはり操作性がいいので好きですが、テレキャスは楽器屋の試奏で弾いたことがあるくらいで、あとは友達が持ってたムスタングをちょくちょく弾く機会があった程度。ギブソンは335も好きだしファイアーバードも好きだし、エクスプローラーとかフライングVは持ちたいと思わないのですが、フルアコとか気になるのは多いです。フェンダーはストラトは結構好きですが、テレキャスはカスタムとかシンラインが気になる程度で、ムスタングもジャズマスターもジャガーもあんまりそそられないと。ギブソンのギターは楽器という感じですが、フェンダーのは機械という気がして、あまり愛着が湧かないような気がするのは私だけ?
そのギブソンが経営破綻というと残念というか寂しいという気はするのですが、何しろギブソンレスポールの最も評価されている時期は1958年製なので、その辺が問題なのではないでしょうか。かのDrシーゲルこと成毛滋氏は、「ビンテージギターは骨董品の価値しかありません」とおっしゃってて、私のようにビンテージを持ったことがない者としては「やっぱりそうか。ふん、ビンテージなんていらんわい」と思ったものです。まぁ1958年製がいかに高値で取引されようと、ギブソンの直接の利益にはならないのでその辺も職人さん達は複雑な気持ちだったでしょうね。
と、国産コピーモデルしかもったことのないギタリストが偉そうにギブソンの経営破綻について語るという話です。「いつかはギブソン」とも思わないあたり、国産コピーのレベルが高いということもありますが。私の場合は「いつかはNavigator」かな?