今日のひとネタ

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スティールギターが追いかけてくるという

2018年06月08日 | ギターと楽器のこと

 スティールギターの音色が気になって、あれはいくらくらいするものだろうと検索したら、その後やたらとPC画面にスティールギターが出てきたり、amazonからメールが来たりします。


 スティールギターは指で弦を押さえるのではなく、金属のバーを弦の上でスライドさせて滑らかに音程を変化させて演奏するのですが、調べてみると普通のギターを膝の上に寝かせて弾くのがラップスティールで普通のアコースティックギターで演奏されることが多く、スタンドの上に固定して弾くエレキギター仕様でペダルとかバーが着いているのがペダルスティールになるようです。


 一般にハワイアンでよく使われてカントリーミュージックでも耳にするのがペダルスティールの音ですね。スティールギターの名手はいろいろいますが、昔のムード歌謡のマヒナスターズにもいましたし、スパイダースや井上尭之バンドのキーボードでお馴染みの大野克夫さんも最初は国内屈指のスティールギターの名手だったとか。私はあの人は最初からキーボード専門だと思ってたので意外でした。要するにマルチプレイヤーなんですね。


 あとは駒沢裕城さんとかラストショウの村上律さんとかおられます。この分野は一流のプレイヤーが少ないと思われ、70年代~80年代の歌謡曲とかニューミュージックで聞かれるスティールギターの音はこのお二人のどちらかではないかと思ったりします。


 ちなみに木之内みどりの「硝子坂」というアルバムを持ってますが、B面が全部ラストショウのアレンジであそこで聞かれるのは全部村上律さんなのでしょう。徳武さんもカントリーフレーバーあふれるギターですので、「ありったけさわやかに」という曲なんぞはすごくかっこいいです。


 で、ラップスティールがいいかペダルスティールがいいかということですが、石川ひとみさんの「さり気なくおし気なく」という曲が好きで自分でエレキギターのスライドギターでやってみたのですが、原曲はペダルスティールなのであのカラッとした感じの音にはなりません。ということでやっぱペダルスティールが魅力ですが、ちゃんとしたものはペダルがいっぱいついてて、膝で操作するレバーもついてて、本体価格がやたらと高いと。おまけにエレキギターなのでアンプが必要ですが、音は歪まさないのでクリーンで大きい音の出る200Wくらいのアンプがよく使われるとか。


 そんなのは冗談じゃないってことで、当面ラップスティールを練習してみようかと思ってます。何がどうかというとあれなら腱鞘炎も気にならないと。