今日のひとネタ

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映画「恋は緑の風の中」

2018年09月13日 | 映画

 日本映画専門チャンネルで録画しました。1974年の日本映画です。「十代半ばに差し掛かった少年の、性への目覚めの戸惑いと妄想、幼馴染みである少女との切ない恋、を軽妙なタッチで描いた青春ドラマ」という紹介になってます。主演は佐藤佑介と原田美枝子。原田美枝子はこれがデビュー作で当時15歳だったそうです。

 この映画については、当時学習雑誌の記事で見た記憶あり。ただし、当時私は小学生だったので多分兄の中2コースだったのでしょう。佐藤佑介のインタビューもあったかと思います。

 内容ですが、上記のような紹介なのでバカ中学生がグループ交際かなんかで幼馴染みの女子を意識し始め、ふと手が触れあったときにドキドキして、告白しようと思った矢先に彼女が転校してしまう、とかいう甘ったるい話かと思ってました。

 が、実際は原田美枝子は気前よくポロっと脱ぐし、同じく同級生の女子もベロリと脱ぐし、佐藤佑介は風呂上がりに素っ裸ではしゃぎまくって父親に恥垢を見せたりチンコのでかさを自慢したり、果ては母親役の水野久美を押し倒してキスまでするの。

 最初はチラッと見るくらいにしようと思ったのですが、あんまりバカバカしくて最後まで見てしまいました。何しろタイトルがタイトルなので爽やかな映画と思い、当時中学生カップルがデートで見に行ったりしたでしょうが、映画館出てからは凄く気まずかっただろうというのは想像に難くありません。

 これはすべての大人に見て欲しいです。そして「アホか」と言って欲しいと。それにしても佐藤佑介ってどこへ行ってしまったのでしょう???