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村治佳織さんは13本お持ちだそうで>題名のない音楽会

2020年11月19日 | TV番組レビュー
 先週の「題名のない音楽会」は、「ギターってホントに楽しい!ギタリストたちが“ギター愛”を語る休日」と題して、ジャンルのまったく違う3人のトップギタリスト村治佳織さん、押尾コータローさん、マーティ・フリードマンさんがゲストでした。

 それで三人の自宅のギター置き場が紹介されてましたが、村治佳織さんは実家の玄関から入った廊下にハードケースに入ったギターがぎっしりと。ご本人によると、今は13本持っててもう何年も弾いてないのもあるとか。そして、現在のメインギターは1992年製で割と新しいそうですが、弾き込んでいけばこれからドンドンよくなるだろうと。

 ちなみにマーティさんは約40本、押尾コータローさんは15本くらいだとか。どちらも、しばらく弾いてないギターはどこに何が入ってるのか、ケースを開けてみないとわからないとか。凄いですね。

 面白いのはマーティさんで、現在のメインはジャクソンのマーティフリードマンモデルですが、世界中のどこの楽器屋さんにいってもこれがあるので、海外に演奏に行くときはわざわざ持って行かず、楽々と現地調達できるのだとか。これまた凄いですね。

 プロのギタリストの話で思い出すのが、甲斐バンドの大森信和さんのこと。甲斐さんのサウンドストリートにゲストで出た時に、あるリスナーからの「ギターを持って歩いていたら『甲斐バンドの大森さんですか?』と話しかけられた」という投稿を聞いて、「僕はギター持って歩きません(笑)」と反応。

 それを聞いて甲斐さんは「そうか、プロのギタリストはローディーが運ぶから自分では持たないんだ」と。

 何かのインタビューで、大森さんはツアーのリハーサルの時はギターを12本くらい用意するので、「全部弦を張り替えてくれるスタッフに申し訳ない」と言ってたのを見た事あります。12本まではわかりませんが、大森さんというと後期はチェリーレッドのES-335がトレードマークで、それ以外にタバコサンバーストのレスポールカスタム、サンバーストでハムバッカーのついたテレキャスター、スライドで使うアイボリーのテレキャス、珍しいターナーギターなど、私が知ってるだけで5本くらい。

 あとは、デビュー当時はゴールドのレスポールデラックス持ってたような気もするし、ジャズマスター持ってた写真も見た事あったような。それにアコギもあるのでしょうし、それは自分では全部持てませんわね。

 と、まぁ村治佳織さんの「13本」という話を聞いて思い出してしまいました。私も中学生の頃は、「大人になって金を稼げばいろんなギターを部屋に置いて、今日はあれ、明日はこっちと色々使い分けて…」なんて思ってました。が、その都度ケースから出して弦を張り替えたりオクターブピッチ合わせたりするのは面倒で、とてもそういうわけにはいきません。メンテにもお金と手間がかかりますものね。

 いや、それにしても今回の番組は、これだけのメンバー集めて30分で終わりというのはもったいないこと…。