今日のひとネタ

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昭和40年男 ~日本ロック元年~

2020年11月12日 | ブックレビュー
 
 発売中の「昭和40年男」が、かなり読み応えあります。昭和40年くらいに生まれた男の「ロック元年」というと、やはりロック御三家と言われたChar、世良公則&ツイスト、原田真二が活躍した時代でしょうが、とにかく色んな人が出てきます。

 今回インタビューありの記事に登場するのが、Char、世良公則、原田真二、リューベン、影山ヒロノブ、ゴダイゴ、芳野藤丸、横山剣、森若香織。写真入りの記事が、甲斐バンド、ダウン・タウン・ブギウギバンド、桑名正博(美勇士のインタビューあり)、アン・ルイス、サザンオールスターズ、などなど。

 これら以外にも、「昭和ロック名シーン」「ロックの裾野を広げたバンド」「名曲を生み出した職人たち」「仁義なき不良ロックの衝撃!」「ブラウン管の向こうからロックが流れてきた365days」などというページもあって、相当面白いです。

 かなりのボリュームなのでまだ全然読み切れてないのですが、これはしばらく楽しめますね。甲斐バンドの記事を書いた人は私と同い年ですが、内容にいちいちうなずくところが多くて「さすが!」とか思いました。ほとんど同じ本読んでるなぁと。

 今回は新田一郎さんの紹介もあって、スペクトラムの1stのジャケットも紹介されてるし、シングル「イン・ザ・スペース」のジャケ写もあるし。そして驚いたのがリューベンのインタビュー記事に出ていた写真。伊丹幸雄のバックバンドの頃というとロックンロールサーカスでしょうか、若き日のチャッピーこと渡辺茂樹さんもいるし渡辺直樹さん、新田さんもいます。フレンズの写真にも新田さんと直樹さんがいます。これは初めて見たなぁ。

 ということで、上記に登場する人たちの誰かに少しでも反応したら今回は絶対買いです。ちなみに、私が中3だった昭和53年にロック御三家が大人気でしたが、同じクラスの女子中学生の間では世良公則が圧勝でした。Charはどっちかというと男のファンが多かったような。