今日のひとネタ

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テレビ番組出演回数1位が博多大吉先生だそうで

2020年12月04日 | 日記・雑記・ただの戯言
 水曜のTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」で聞きましたが、今年のテレビ番組出演回数の第一位が博多大吉先生だったそうです。何よりも「あさイチ」のレギュラーで平日は毎日出てますし、いろんな番組で見かけますよね。

 ただ、これについてご本人は「お恥ずかしい限りで…」だそうで、何かと思えば「若者のテレビ離れが言われ始めて久しく、『お前が出てるからだ』と言われてるような…」ですって。

 これはご本人が悲観しすぎな話で、テレビ見ない若者が増えたのはここ数年の話では無く軽く10年以上は前からの話ですし、そこを打開しようと起用されてるのが若者にも受け入れられそうな大吉先生だと私は思います。まぁ自虐的なネタでもあるのでしょうが。

 これとはまた別の話ですが、人気者がかえってテレビ番組を衰退させたと思われるのがおニャン子クラブ。「おニャン子がベストテン番組を終わらせた」という話を聞いたことがあって、私はおニャン子全盛の1986年の春に就職して毎日出張生活だったから、そもそも当時はあまりテレビを見られなくて、その話はピンときませんでした。

 が、今になってトップテンの再放送とか見ると、上位10曲中におニャン子本体と、ソロシングル出したメンバーが何人か。さらによくわからないユニットまで入ってたりして、出てくるたびに「まただ」とうんざりします。

 あれで商売してた大人たちと、そのノリを楽しむファンはいいのでしょうが、普通にヒット曲を聞きたい人は耐えられなかったでしょうね。そういう出演者の中に、チェッカーズとか中森明菜とか出てくるとホッとしたりします。

 「ザ・ベストテン」の方は、86年とか87年くらいの再放送は見たことないのでどんな様子かわからないのですが、おそらく似た感じでしょう。基本的にランクインした歌手を出す番組で、演出のためにランキングを操作しないというガチな姿勢を売りにしてただけあって、そこはどうにもできなかったのでしょう。

 その流れとしては、歌唱レベルの低い出演者が増える→大人の視聴者が離れる→番組の勢いがなくなる→ニューミュージックのアーティスト系が出演拒否する→スタジオ出演者はスカスカ→さらに視聴者が離れる、という流れは想像に難くありません。番組に勢いがある頃だと「面白そうだからいっちょう出てみっか」という大物もいたのでしょうが、「あんなのと一緒に出られっか」という風になるともう戻れないと。

 と、あくまでも印象によって語ってますので、ベストテンが終わった頃にはおニャン子自体も既に勢い無かったかもしれません。どっちにしても壊れたものは戻れないということで。ま、あの番組は久米さんが降板してからつまらなくなったとも思います。人気が無くなったことについては、どっちの問題かは人それぞれ評価は違うでしょう。