今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

雑誌の発売の遅い地区

2020年12月06日 | 日記・雑記・ただの戯言

 人気漫画「鬼滅の刃」の最終巻が発売されたそうですが、地区によってはまだ届かないところがあるというのがニュースになってました。地区というか沖縄ですが、船便で運ぶので発売は明日月曜になるそうです。

 それで思い出したのが、雑誌の発売の遅い地区があるという話。私が青森に住んでた25年ほど前は、フライデーが月曜日発売でした。これについて「全然フライデーとちゃうやん!」と怒った人がいて(いや、関西弁でなくて津軽弁だったでしょうが)、どっかを訴えたかなんかの騒ぎを起こしたのですね。週刊誌が3日遅れだと既に古本の感覚で、「陳腐化された情報を同じ値段で買わされるのは不当」ということだったと思います。

 当時はまだ東北新幹線が盛岡までだったので、東京から青森までは電車だと5時間くらいかかりました。が、飛行機だと羽田から50分なので、朝一の便で東京から来た人は普通に片手にフライデーを丸めて持ってるわけで、まともに行くと月曜にしか読めないものをそういう人から入手すれば金曜の午前中に読むことも可能でした。

 なので、そういう出張の人がゴミ箱にポイッと捨てたとき、空港で寝起きしていたストリートチルドレン達が「わ~、フライデーだ、フライデーだ!」と殺到するという光景がよく見られたものです。(一部脚色あり)

 私はそもそもフライデーには興味が無かったのですが、確かに3日遅れの週刊誌が同じ値段なのは我慢ならんと言われればそういう気がしたのも正直なところ。ただ、私の方の問題はむしろ週刊プロレスと週刊ゴング。

 本来はどちらも木曜日発売なのですが、当時青森では土曜日発売でした。首都圏と同じ日に発売されてたのは週刊ファイトだけだったので、いつしか週刊ファイト派になったのですが、あれは今もあるのでしょうか。

 結局そのフライデー問題はどうなったかというと、そういう騒ぎが起こってすぐに土曜日発売に変わったのでした。「やればできるんじゃねぇか!」と思ったのはいうまでもありません。今はどうか知りませんが、多分土曜日のままでしょう。

 ところで、「鬼滅の刃」を「秘密の八重歯」だと思ってたというのは尾崎亜美さんの事務所の社長さんだそうです。なんか、そういう歌を出したら売れそうですね。