座ってギターを弾くときは低めの椅子の方がいいです。膝にギターを乗せるので、座面が高い椅子だとギターがずり落ちてしまいますし、膝が直角よりはやや鋭角になるくらいの低い椅子がいいです。
とはいえ、家で弾くときは食卓テーブルの椅子に座るわけで、これだとちょっと高いわけです。そんな時、右足を何かに乗せると弾きやすいのでこれまでも色々試しました。
昔は「何かないか?」と思ったのですが適度なものがなく、ティッシュペーパーの箱に新聞紙をぎゅうぎゅうに詰めてガムテープを巻いたものを使ってたことがあります。高さとしてはちょうどいいのですが、何しろ貧乏くさいのと所詮紙なので耐久性に難あり。引っ越しの時に真っ先に捨てられるのもこれ。
それ以降使ったものは画像の通り。左からガムテープ、エフェクターの箱、ギターの足台、ボリュームペダル、など。
ガムテープは高さとしてはいいのですが、靴下にくっつくし床にも跡がついたりするのでよろしくないです。おまけに足で踏んでたものを荷造りに使うのも嫌だし。エフェクターの箱も大きさ、高さはちょうどいいのですが、これも耐久性に難あり。
ギターの足台は、これは本来クラシックギターの奏者が左足を乗せるためのもの。一時クラシックギターも練習してたので買ったのですが、高さ調節もできるし丈夫なのでこれはこれで便利です。が、私の場合は今は右足を乗せるので、一番低くしても結構ギターの位置が高くなって、座ってるのにバタヤン状態になってしまいます。弾けない事はないのですが、それで慣れるといざ立って弾くときに感覚が違いすぎますし。
ということで、今は一番右のボリュームペダルに落ち着きました。元々ボリュームペダルは使わないというか使えないのですが、ライブでレスポールを使い始めた時にギター本体でのボリューム操作を失敗することが多く、なおかつセレクターがセンターポジションの時に調整に困るからと思って買いました。が、結局使えなくてやめたので、その後は部屋の片隅に置かれたまま。
それが最近ちょっと真面目にギターの練習を始めて、何か右足を乗せるものがないかと見渡した時に「これだ!」と。ちなみに、普通の置き方をするとペダルがフカフカ動いてしまうので、こうやってさかさまに置くとカカトに重心がかかっても動かないので快適です。
ちなみにギタリストがみんなボリュームペダルの操作が上手いかというとそうではなく、さすがに鈴木茂さんはストラトでもギターのボリュームは常に全開のままでフットボリュームしか使わないそうですが、対照的にチャーはボリュームペダルが使えないそうです。
あるテレビ番組でチャーが鈴木さんのストラトを弾いてボリュームをいじったら、えらいガリの音がでてびびってました。鈴木さんは「ああ、そこは触らないから。」ですって。いろいろありますね。ま、そんなことはさておき練習しないと。