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こういうものがあるのを知りませんでした。今回入手したのはD'Addario 弦高チェックゲージという製品ですが、要するにギターの弦高を測るもの。ギターの弦高は、高すぎると弾きづらいし、低すぎると音がビビったり詰まったりします。特にアコギの場合は高過ぎると押さえるのに力がいるし、ビビらないギリギリまで下げるのが弾きやすいとも言われます。
弦高を下げるにはいろいろ方法がありますが、古いギターでネックが反ってしまった場合は調整不能の事も。あとはブリッジサドルやナットを削る方法もありますが、それは微調整になります。
それでさっそく私のエレアコの弦高を測定しました。それによると、現状で12フレットで1弦が2.25mm、6弦が2.5mmでした。まだロッドは効くのですが、残念ながらこれ以上下げると1弦側がビビります。ちょっとネックがねじれてるのかもしれません。まあ、これくらいなら困ってませんし。
困るのは、以前中古で入手したヤマハの古いフォークギター。ネットオークションで買ったのですが、届いたものを見て「ゲッ!」と。その時は定規で測ったのですが、なんと4mm強。しかもロッドは効かず。
どんな感じかというと、2弦の12フレットのチョーキングすると薬指が3弦の下にするっと入るくらい。仕方ないのでブリッジサドルを加工したですが、ギリギリ削ってちょびっとだけ下がりましたがまだまだ高いです。今はハードオフでギターを見るときは、横に回って弦高をチェックするのが日常になってます。
と、そんなこんなですが、実はこのゲージは色々使えて
・弦高の高さ
・ナットの高さ
・ピックアップの高さ
なども測れるとか。色々測っちゃおうかしら。まあ、さすがに大人なのであそこの長さを測ったりはしませんが。(当たり前) そういえば、今のエレアコのナット幅も測れました。43mmでした。
そして、端っこが変な形になってるのは、レンチとドライバーにもなるんですって。なかなか便利ですね。どーですか、お客さん。
ヤマハの昔のフォークギターは弦高(漢字変換しない(笑))が高かったですね。どこかで聞いたような気がするのですが、指弾き(これはもっと変換しないぞ!ゆびびきでは...)でジンが出ないようにって。設計思想の違いですね。オリジナルの下駒は保存して新たにパーツを買って低くするのがお勧めですね。