この春から始まったNHKの「映像の世紀バタフライエフェクト」ですが、毎回結構ナイスなテーマで続けていると、個人的には評価してます。昨日は「砂漠の英雄と百年の悲劇」ということで、アラビアのロレンスとその後のパレスチナやイスラエルの話でした。
「アラビアのロレンス」というと映画にもなってたくらいなので、昔はアラブの王子様がワッチコンするラブロマンスの話だと思ってました。それが実はああいう人物だと知ったのは大人になってからというか、それこそ20年くらい前だったかも。大人としてはお恥ずかしい限りで…。
たった一人の人物の暗躍がその後の世界情勢にまで影響を及ぼすなんてケースは珍しいように思いますが、一瞬のことじゃなくて100年経ってもこじれてるというか解決の糸口もないというのはなんともやりきれない感じです。まああの人だけじゃなくて、要するにイギリスが悪かったのですが、この人が無能であったなら謀略は失敗してたかもしれず、今の世界とは違ってたかもしれません。
そして知らなかったというと、今回の番組でも取り上げてたミュンヘンオリンピック選手村でのテロ事件というのも、映画「ミュンヘン」を見るまで知りませんでした。あの映画が2005年ですから、事件から30年以上知らなかったわけです。さすがにテルアビブ空港乱射事件は知ってました。
ということでいろいろな映像があった番組ですが、関心のある方はNHKプラスでどうぞ。この番組は再放送ありましたっけ???
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