今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

リバー/奥田英朗

2024年04月10日 | ブックレビュー

 奥田英朗の小説は大体読んでるつもりでしたが、これはノーチェックでした。2022年に出てたんですね。

 オビの文字は

・同一犯か?模倣犯か?
 十年前、渡良瀬川河川敷で相次いで発見された若い女性の死体。
 そして今、未解決連続殺人事件の悪夢が再び幕を開ける。
 人間の号と情を抉る無情の群像劇 × 緊迫感溢れる圧巻の犯罪小説!

というもの。河川敷で遺体が発見された事件なので「リバー」と。

 この人の作品は長ければ長いほど面白いと思ってて、これまで一番好きだったのが「邪魔」次いで「無理」「オリンピックの身代金」でしたが、今回のも最高でした。そして、長いと言ってどれくらいかというとこれが約650ページ。

 上記の通り事件ものの小説で、これはこの人のお得意分野。なにしろ主要な登場人物だけで群馬県警の刑事、栃木県警の刑事、犯行に関わったと疑われる人物が別々に三人、若手新聞記者、被害者家族、スナックの雇われママで、そこに警視庁、容疑者の情婦、容疑者の家族、犯罪心理学者、暴力団員などが絡みます。

 ハードカバーでこのページ数だし重量も700gありますが、何しろ読み始めたら止まらなくなるので、先日ビルボード東京に行くときもショルダーバッグに入れて持って行ったくらい。

 主要な人物については、背景から細かい心理描写まで結構深い記載があるのでまあ長いこと長いこと。それでも、最後にもうひと転げあっても良いと思ったくらいでした。やはり長ければ長いほど面白いのは間違いありません。奥田のファンはもちろんまだ一冊も読んだことない人にもとにかくお勧めです。どーですか、お客さん。


尾崎亜美 CONCERT 2024 at Billboard Live YOKOHAMA

2024年04月09日 | 尾崎亜美

 Billboard Liveはライブレストランですが、昨日は横浜で尾崎亜美さんのライブが行われました。ここでのライブは初。亜美さんもここのステージに立ちたかったそうですが、私も好きな会場なので待望してました。

 そのライブですが、今回のメンバーは以下の通り。

尾崎亜美 (Vo/Key)
小原礼 (B)
是永巧一 (G)

 ファンの間では水戸黄門スタイルとしてお馴染みのトリオですが、今回は亜美さんがソロで歌う曲、小原礼さんと二人での演奏、三人に亜美さん自ら打ち込んだドラムトラックを加えた曲など趣向を凝らしたセットリストでした。

 まだ大阪公演がありますので曲目は書きませんが、Billboard Liveの雰囲気を意識してステージでは初めて披露する洋楽カバーもあったり、時間は短くとも盛りだくさんな内容でした。

 今回は1st Stageが17時30分開演、2nd Stageが20時30分開演で、私は帰りの事も考えて1stを選択。何しろ埼玉からですし、帰りの電車を気にしながら見るのも落ち着かないし。

 4/11(木)には大阪公演もありますがそちらは早々に完売の様子。(ただし、もしかして当日券あるかは要確認。) なので、このビルボードのステージでの亜美さんを見たい人は次を待ちましょう。いつかはわかりませんが、願えばきっと叶うと信じたい。

 そしてここからは会場の様子ですが、開場が16時半で15分後くらいには入場したのですが、なんともうフロアは7割方埋まってました。平日の夕方なので、開演ギリギリに駆け込んでくる人が多いと予想してたのでこれにはビックリ。さらに値段の高い席から埋まってるのがなんとも。

 今回私は正面のDXカウンターシートだったのでテーブル席の様子をじっくり観察できたのですが、仕事帰りのスーツ姿というのはほとんど見かけず。場所柄もあってかおしゃれなシニアカップルが多くて、亜美さんのグッズの豚さんTシャツは我々だけだったかも。(もちろん上にシャツを羽織っててTシャツだけで行ったわけではありません。)

 これが2nd Stageだとそれこそ仕事帰りで来る人も多かったかもしれませんが、実際どうだったでしょう。普段のコンサート会場では客席での他人の様子はあんまりわかりませんが、昨日はそういう意味でも面白かったです。

 亜美さんがデビューした頃、ちょうど私は中学入学でした。世間では「木綿のハンカチーフ」や「春一番」がヒットしてた頃。デビューの頃に高校生や大学生だったファンが今も見に来ているとすると、私より5~6歳上の年代が多いのは当然ともいえます。そういう人にはいい会場なのかもしれませんね。

 ビルボードを始めライブレストランというとどうしてもチケットが普通のコンサートより高めで時間も短めですが、そこは割り切ってディナーショー見に行ったつもりでおしゃれして早めに入場し、いい料理を食べながらその日の雰囲気を自分で盛り上げるのがいいのかもしれません。←と、Tシャツで出かけてビールとミックスナッツしか頼まなかった奴がいう。

 

<以下、後日追記のセットリスト>

1.My Song For You
2.マイ・ピュア・レディ
3.VOICE
4.あなたの空を翔びたい
5.メッセージ ~It’s always in me~
6.Lady Madonna(洋楽カバー)
7.A Song for You(洋楽カバー)
8.純情
9.伝説の少女
10.Smile
11.オリビアを聴きながら

<アンコール>
天使のウインク
Will You Love Me Tomorrow? (洋楽カバー)


中型辞書とは

2024年04月08日 | 国語の時間

 ドラマ「舟を編む」の影響で辞書に興味を持ってます。元々毎日ブログを書いてるくらいなので言葉の使い方には関心がある方ですが、昨日も「制作と製作ってどう違うんだっけ?」と思い、それを辞書で調べてみたくなったり。

 このドラマが始まった時に、「そういえば我が家にも辞書があった」と思い引っ張り出してきたのですが、そこはお手軽なものだったのでドラマで見るような拘りの境地には至らず楽しくありません。

 それで、「そういえば娘1号が大学に入った時に電子辞書を買ったような。」と思い出し、探してみたらありました。これに入ってるのがスーパー大辞林。

 今では中型辞書に位置づけされるものというと、「広辞苑」「大辞林」「大辞泉」の三つだけだとネットで見ました。広辞苑くらいになると大型辞書なのかと思ったら、あれで中型なのですね。

 昔は「社会人なら広辞苑くらい持ってないと。」と言われたものですが、実際私は買ったことありません。就職活動に備えて「現代用語の基礎知識」は買ったことあって、そういう種類のものでは「イミダス」「知恵蔵」とかありましたね。もちろん「現代用語の基礎知識」が役に立ったことはありません。枕か筋トレに使えるという話があったくらい。

 ちなみに広辞苑「くらい」と書きましたが、この場合の「くらい」の意味は、スーパー大辞林によると

⑤作品の品位・風格。
⑥芸道上の力量の程度。到達し得た境地。

などにあたるかと思いますが、⑤の方でしょうか。

 ちなみに、などに「あたる」の「あたる」は

⑭…に相当する。該当する。

の使い方ですね。いや、大辞林面白いですわ。それにしても十数年前の電子辞書は読みにくい。一応バックライトあるけど目に優しくないような。いっそのことデジタル版の辞書を買った方がいいのかもしれませんね。


甲斐よしひろ 10th Anniversary Billboard Live 2024 go EAST, go WEST

2024年04月07日 | 甲斐バンド・甲斐よしひろ

 Billboard Live東京での甲斐よしひろライブに行ってきました。「10th Anniversary KAI YOSHIHIRO Billboard LIVE 2024 go EAST, go WEST」というタイトルがついているように、このBillboard Liveでの公演も10年経ったそうです。

 ツアーは昨日から始まり、東京から、名古屋、横浜、大阪、福岡と回り、来月また東京に帰ってくるという予定。いかにもにエネルギッシュなスケジュール。

 私は甲斐バンドのライブは実際に見た事ありますが、ソロライブは初めて。このBillboard Liveはアコースティックスタイルですが、先日WOWOWでBillboard Liveのベストセレクションを放送してたので予習はバッチリ。

 今回もそこの映像で見たのと同じ編成で、バックはアコースティックギター、ウッドベース、バイオリンの三人のみ。そこに甲斐さんが時折ギターも弾いてハーモニカも吹くという至ってシンプルなスタイル。

 ツアーが始まったばかりなのでセットリストは書きませんが、「えっ、この曲やる?」という意外性もあり。この編成なので歌声はじっくり聞こえますが、昨日はMCも含めて絶好調。会場のノリも良かったのでご本人もご満悦だった様子。「初日の初回からこの盛り上がりはどうだい?」とメンバーに語り掛ける場面もありました。ツアーは始まったばかりで、まだチケット入手可能な会場もありますから関心ある方は公式サイトでスケジュールチェックをどうぞ。

 既に70代に入ってますが、甲斐さんは50年前に甲斐バンドを始めてからずっと全国を回って全力のステージを見せてくれてますので、日本では最も活躍したアーティストともいえるでしょう。ステージを引退したり亡くなってしまう方も多い中、今や対抗できるのはさだまさしくらいでしょうか。

 そしてここからはビルボードライブの会場の話。私は横浜には2回行ってますが、東京は初めて。横浜と東京は客席の配置が結構違います。WOWOWの放送で見て大体の様子はわかったつもりでしたが、実際行ってみたら想像とは大きく違いました。

 というのも、かなり上下の段差が大きいのが実際。今回はエリアのみ選べて席はおまかせの予約だったためDXシートカウンターを選択し、横浜はこのタイプのシートが左右両側と正面にありますが、東京は正面のみ。

 なので、横浜の正面のDXシートカウンターくらいのつもりでいたら、そもそもここが横浜の2階席くらいの高さ。しかもDXシートカウンターが2列あり、その間にDXシートDuoという席が挟まってて、私はDXシートカウンターの後列の方。(座席図はこちらで、私は今回DH列でした。)

 それぞれに段差があってほぼ3階席という感覚でした。行ったことある人はわかると思いますが、バーカウンターの前のところです。出入り口にもトイレにも近いので便利といえば便利なのですが。

 まあ段差が大きいという事は前の客が立ってもステージは見やすいのですが、どういう視界かというとステージは端から端まで全体がよく見えます。ただ、1階のテーブル席のお客さんは最前列しか見えません。なので、どれくらいの人が立ちあがってたかはわからず。

 と、色々書いてますが、なんだかんだ言ってビルボードは好きな会場ではあります。ライブに行くこと自体が非日常を感じるためであって、入った瞬間から「お~、おしゃれ。」という雰囲気になりますし。普通のコンサート会場よりは料金お高めですが、まあ私が選んだシートのタイプだとスタッフが席まで注文聞きに来てくれて料理もドリンクも運んでくれるし、そこは覚悟を決めて行けばと。まあ、もちろんコンサートホールとは別物ですので、あくまでもライブレストランを楽しむという話。


朝ドラ「オードリー」どうでしょう?

2024年04月06日 | ドラマレビュー

 BSでの朝ドラアンコールは今週から「オードリー」を放送中。これは2000年度後期の作品で、これの前が田畑智子主演の「私の青空」、次が「ちゅらさん」でした。

 主演は岡本綾で、この人はこのドラマでヒロインを努めたもののその後数年で引退しました。私はこのドラマを見てなかったのでどういう人かまったくわかりません。そういう事情のドラマが再放送というのも珍しいような気がします。

 Wikipediaによると、舞台は京都の太秦でヒロインは映画に人生を捧げていくストーリーとのこと。そして脚本は大石静。なんとヒロインのモデルも大石静だとか。ここだけ見ると当時は話題作だったのではないかと思います。

 それで実際のドラマがどうかというと、面白いか面白くないかというよりはかなり不快。理由は人間関係のわかりにくさ。

 1週目ではヒロインはまだ子供で、両親とともに京都の老舗旅館の離れで暮らし、父親は米国育ちでやたらと英語を話すお調子者、母親はやたらとプリプリして時に激高し、そこにヒロインを自分の手元において子供のように可愛がる旅館のおかみが絡みます。

 そのおかみと父親の関係が不明で、両親がなぜ結婚したのかもわからず、なぜ旅館の離れに住んでるのかもわからず。その父親が段田安則、母親は賀来千香子、旅館のおかみが大竹しのぶで、どの役も人物像が見えず誰にも感情移入はできず。

 段田安則の英語のセリフには字幕が付きますが、朝ドラでいちいちそれを読まねばならんのは面倒。そして、大竹しのぶがヒロインを勝手に自分の家に連れて行って部屋まで作り、ほぼ母親から奪っている状況がかなり不快なわけです。そこが見せ場なのかもしれませんが、わたしゃダメです。

 それでさらにWikipediaを見てみると、「主人公を巡る複雑な家族構成などが共感されにくかったことが災いしてか視聴率は伸び悩んだ」とあります。「災いしてか」とありますが、私には完全に災いしてます。1週目でこれなので継続するかどうかも微妙ですが、そこは岡本綾が出てきてから決めることにしましょう。

 あとは主題歌が倉木麻衣で「いかにも倉木」という雰囲気の曲で、当時流行ったんだろうなという感じ。これもあまりドラマと合ってないように思われてしまうのがなんとも。

 これの前作の「私の青空」と次作の「ちゅらさん」はどちらも好評で続編も製作されたほどの人気でした。それを考えると、いかに実力のある脚本家の作品とはいえ人気が出るとは限らないという事ですね。もしかすると今後面白くなるのかもしれませんが、今のところわかりにくくて不快という印象。さて、私は継続できるのかどうか。


実はプロジェクトXを見たことがなく

2024年04月05日 | TV番組レビュー

 特に理由はないのですが、プロジェクトXを見た事ありません。以前放送していた時はたまたまタイミングが合わなかったというか、そもそも何曜日にやってるかも知らなかったくらい。

 調べてみると2000年から2005年まで放送してたそうですが、その頃は帰宅は早くて21時くらいだった気がします。それから風呂入って食事してというのが日常で、平日はまともにテレビ見る習慣はなかったかと。今考えると無駄が多かったのでしょうし、働き方改革という言葉がもっと早く言われていればと思います。ただ、中島みゆきの「地上の星」がヒットしてたので、あの番組のテーマだというくらいは知ってました。

 当時どれくらい話題になってたかというと、この番組のファンの会社員が毎朝この曲で気合入れて起きるという話があったくらい。これは番組のファンだから通じるのであって、もし会社の寮にいて隣で寝てる奴が毎朝これを大音響でかけたら、「朝からこんな暗い曲は勘弁してくれ。」と言ったことでしょう。

 そのプロジェクトXがまた始まるそうで、それも土曜の夜。ブラタモリの時間帯なので、今度は見る機会があるかもしれません。番組名がシン・プロジェクトXなのかどうかは知りませんが、やはり土曜の夜だとお色気要素満載になるでしょうか。それなら見てもいいけど。←結局そこ?


朝ドラ「虎に翼」始まりました

2024年04月04日 | ドラマレビュー

 今週から始まりました。主演は伊藤沙莉。日本で初めての女性弁護士であり、のちに裁判所長にもなった人物をモデルにしたオリジナルストーリーだそうです。

 脚本は吉田恵里香という人で、プロフィールを見ると結構若いですね。これまでのドラマでは、一昨年やってた「恋せぬふたり」を見たことがあって、あれは面白かったので今回も期待します。

 朝ドラは半年の長丁場ですが、「これっていつから面白くなるの?」というのも珍しくないですがこのドラマは1週目で既に面白いです。「らんまん」「ブギウギ」は子役時代があってあれも最初から面白かったですが、今回はもうヒロインが出てますのでキャラクターもわかりやすくいきなりエンジン全開の気配。

 伊藤沙莉は評価してますし、今回の役はピッタリかも。スレンダーなモデル系の女優がこの役をやると「ケッ」と思われるかもしれませんが、キャラとしてはバッチリかと思います。(意見には個人差があります。)

 ちょいと違和感があるのは主題歌ですが、これはそのうち馴染んでくるでしょうか。共演者では、岡部たかし、石田ゆり子、仲野太賀、松山ケンイチ、小林薫など。芸達者が揃ってますが、特に松山ケンイチ、小林薫、仲野太賀の存在が気になります。ここも期待できます。

 ナレーションがオノマチさんで、この人が語りという事は出演はなさそうなのがちょっと残念。声が伊藤沙莉と似てる感じなのがどうでしょうか。本人のセリフかナレーションなのかがちょっとわかりにくい部分もありそうな。(意見には個人差が…。以下同文。)

 現在が昭和6年ですので、前作のブギウギ同様にこれから戦争を挟んで辛い時代も続くのでしょうが、モデルの人物は裁判官になった人ですのでサクセスストーリーとして見られる部分は安心感あります。とはいえ、初の女性裁判官ということでかなりの苦労はあることでしょう。

 考えてみると、この人が昭和の初期から様々な壁を突き破って女性の地位向上に果たした役割は大きいのかもしれませんが、100年近く経った今の日本の社会がどうなんだと思うところはあります。もしかすると法曹の世界は政財界よりは女性の進出が進んでるのかもしれませんが。

 いずれにしても今回のドラマは期待してます。「らんまん」「ブギウギ」と来て、ここしばらく朝ドラは快調ですね。その前とかさらにその前のはもう私の中ではなかったことになってます。今回は反省会も不要でしょう。


確実に悪夢の素です>連続ドラマW「坂の上の赤い屋根」

2024年04月03日 | ドラマレビュー

 WOWOWの連続ドラマW「坂の上の赤い屋根」全5話終了しました。感想としては、ここ何年か見た中で最も気持ち悪いドラマだったのは間違いありません。確実に悪夢の素ですね。

 原作は真梨幸子の同名小説で、この人は「5人のジュンコ」もWOWOWのドラマになってました。原作読んでませんが、ちょっと手を出すのに勇気がいるような感じはあります。

 宣伝文句には「女子高生両親殺害事件から18年。事件をモチーフにした小説の連載から心の闇に引きずり込まれる-。」とあります。主演が桐谷健太で、共演に倉科カナ、橋本良亮、蓮佛美沙子、斉藤由貴、渡辺真起子など。

 桐谷健太主演で怖いドラマになるの?と思う人もいるでしょうが、今回出演者はほぼ「全員悪人」で、ストーリーは何をどう言ってもネタバレに繋がるので気になる人は是非見てみるべきと思います。

 斉藤由貴は最近まともな役が貰えない感じがしてますが、今回もかなりのもの。しかし、遥かにその上を行ったのが蓮佛美沙子。今回はメイクも変えてましたが、清水ミチコが大竹しのぶの物真似を練習してるうちに市原悦子が憑依してきたような怪演でした(?)。このイメージが定着すると、この人はもうこれまでのような清楚なお嬢さん役は回ってこないですね。

 奇想天外なストーリーもそうですが、出てる人たちはみんな熱演だったので力作だと評価します。これは多くの人に見て貰いたいと思うのは、悪夢の道連れを増やしたいという理由なのは内緒。とにかく、スリルあり、サスペンスあり、バイオレンスあり、お色気もありというドラマです。そのうち再放送あるでしょうが、WOWOWオンデマンドでは配信されている様子。どーですか、お客さん。


NHKニュースの新キャスターをチェック

2024年04月02日 | TV番組レビュー

 NHKニュースのキャスターがあちこち変わってます。あさの「おはよう日本」は首藤奈知子アナが月~木はそのままで、金~日が赤木アナになるんですね。サブのキャスターが変わったようですが、実は6時台しか見てなかったリ。

 その6時台で、世界のメディアザッピングとか交通情報の前に出てきた野口葵衣アナは、見覚えがあると思ったらブラタモリやってた人ですね。

 18時台の「首都圏ネットワーク」は、上原アナが産休に入ってから代わりの人がやってましたが、昨日から江原啓一郎アナ、寺門亜衣子アナの担当になり、昨日は宮﨑あずさアナも加わって番組冒頭にそれぞれ自己紹介がありました。この三人は爽やかな雰囲気で、特に宮﨑アナが可愛くて萌えっと来ました。ま、これは首都圏ネットワークというくらいだから見られるのは首都圏の人のみ。埼玉が首都圏だと再確認した瞬間です。ちなみにしゅと犬くんのお姉さんはそのままでした。

 19時のニュース7は糸井アナと副島アナが担当になりましたが、この二人は元々顔が売れてるせいか昨日の冒頭で「我々が担当します。」という挨拶のみ。まあそもそも7時台はニュース伝えるだけでいっぱいいっぱいだから、時間に余裕ないですしね。

 ネットのニュースによると、糸井アナは真面目そうに見えて実はオラオラ系で、副島アナは自分大好きなタイプだからスタッフは大変だろうとか書かれてました。本当かどうかは知りませんが、NHKのこの時間帯のキャスターになるとあることないこと色々書かれるのでしょう。私は画面上でちゃんとしてて、なおかつニュースをちゃんと伝えてくれればいいと思う次第。昨日見た感じでは、さすがにこの二人は語り口は落ち着いてるし安定してますね。

 そして注目の「ニュースウオッチ9」はメンバーがガラッと変わって、広内仁さん、佐藤真莉子さん、星麻琴さんの三人になりました。広内さん、佐藤さんはアナウンサーじゃなくて記者出身なんですね。

 広内キャスターは政治部にもいて、ワシントンでの経験もあるそうなので、当然秋のアメリカ大統領選も見据えての起用でしょう。その辺、本人のこだわりや骨太の意見を期待したいところですが、初回は表情も硬かったです。そこは佐藤キャスターもまだこういう位置づけに不慣れな感じでやはり硬かったし結構目が泳いでたりして、そこは星アナがしゃべりだすとホッとする感じがあったりしました。

 多分昨夜は厳しい反省会があったものと思われますが、まあこの人たちでどういう雰囲気の番組になるかはしばらく観察しましょう。NHKも色々考えがあってのことでしょうし。とはいえ、わたしゃ長年受信料払ってますからNHKには厳しいです。

 なお、平日午後に生ワイドの「午後LIVE ニュースーン」というのが始まってますが、さすがにそこまではチェックできません。何しろ当方一般男性ですし。


2024年4月期の新ドラマをチェック

2024年04月01日 | ドラマレビュー

 4月からまたドラマがあれこれ始まりますが、私の場合ドラマの時間帯と出演者、あとは予告の感じなどで見るかどうか判断します。今回さらっと情報をチェックして見ようと思ったのは以下の通り。


<月曜>
フジ「アンメット ある脳外科医の日記」 主演:杉咲花
テレ東「95」 主演:高橋海人


<火曜>
テレ朝「Destiny」 主演:石原さとみ


<木曜>
テレ朝「Believe-君にかける橋-」 主演:木村拓哉
フジ「Re:リベンジ -欲望の果てに-」 主演:赤楚衛二


<金曜>
テレ東「ダブルチート 偽りの警官 Season1」 主演:向井理
フジ「イップス」 主演:篠原涼子、バカリズム
TBS「9ボーダー」 主演:川口春奈


<土曜>
テレ朝「東京タワー」 主演:永瀬廉
テレ朝「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」 主演:高橋一生


<日曜>
TBS「アンチヒーロー」 主演:長谷川博己


 今回はフジ月9はパス。月10はコミック原作で、見た感じかなり奇想天外な設定なので継続できるかどうかは微妙。面白ければよいですが。

 日テレは水曜10時のドラマ枠がなくなってしまったのですね。その関係もあってか、こうやってまとめたら日テレは1本も見る予定がありません。

 案外多いのがテレ朝ですが、木曜9時はキムタク主演。まだどういうドラマなのか、他に誰が出るのかがわかりません。そして注目が「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」。昨年個人的なヒットだった作品の続編でこれは嬉しいですね。主要キャストはそのままだし、こちら期待します。

 あとは、TBS日曜劇場がどうなるか。予告を見る限りは面白そうな気がします。今度は期待します。

 そしてノーチェックだったテレ東ですが、4月26日(金)からドラマ8「テレビ東京×WOWOW 共同製作連続ドラマダブルチート 偽りの警官 Season1」がスタート。WOWOWとテレ東の初共同製作だそうで、いきなりこんな大作っぽいのもやるんですね。しかも、テレ東で。実際はこれが一番の期待作かも。

 以前は知らない間に始まってて「しまった!」となることも多かったのですが、今はTVerがあるのでそのリスクは減りました。さて、今期は何作見続けられるか。