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2022-06-08 | 作家別諸々(あ行)

 

鮎川哲也
『サムソンの犯罪』★★★★★

 

<三番館>シリーズ第二弾(^▽^)/
引き続き安楽椅子探偵を楽しみましょう~

こちら希少本なのか「拡充書架」の本となります。
図書館活用OKです!



--------(抜粋)

 

捏造テープと換気扇の問題「中国屏風」や麻雀狂に捧げるエレジー「走れ俊平」事件、無名作家のとんだ有名税「サムソンの犯罪」など、調査が二進も三進も行かなくなると三番館に足を運ぶ私立探偵
安楽椅子探偵譚、三番館シリーズ第二集

収録作品 中国屏風/割れた電球/菊香る/屍衣を着たドンホァン/走れ俊平/分身/サムソンの犯罪

 

--------

 


やはりメインとなるカクテルはバイオレッドフィズです。





・中国屏風

 巻末にある作品ノートにうんうん頷いてみた。
 すっかりハマってしまった。

---


「まだお客さんも来ないしさ、話を聞いてくれるかい?」
「手前でお役に立ちますかどうか。それでよろしかったら‥‥‥」
よろしいもよろしくもないのだ。いままでに彼の知恵を借りて解決しなかった事件は一件もなかったのだから。

 

---

 

ドドメ色(死語だわ(笑))

 

 

・割れた電球

 新宿駅の西口に浄水場があった時代・・??

 昭和な時代 質屋でお金を借りる場面が日常として出てくる。
 この時代ATM、キャッシングがなかった模様
 今はホント便利な世の中です。
 現金を持ち歩かなくても「PayPayで」事足りる。

 

 

・菊香る★★★★★

 何がどうってわけじゃないけど、卓越した読ませる探偵譚
 当たり前に古臭さはあるんだけど、そこもまた含め時代の香りセピア色

 物語の中に痛風が出てきたのは初めて・・うちの相方ちゃん(@_@。

 そしてギムレットフィーズ(フィズ)
 愉快である。

 

 

・屍衣を着たドンホァン(この題名からしてセピア色・・紀州のドンファンっていたね)

ドン・ファン - Wikipedia

 

 

・走れ俊平

 突っ込みどころ満載ですが、発想がおもしろ過ぎる!

 

 

・分身

 わたしも地元に分身がいました(バスケットボールに試合に出ていたり・・)

 

 

・サムソンの犯罪

 発想的にはうなずける内容です。

 

 

 

この探偵の一人語りが私的にヒット★★★★★
希少本と聞くと手に入れたくなる。
(一緒に読んでいる彼女の図書館には置いてなかったそう)
どうにか見つけ出してお風呂本にして、もう少し読み込んでみたい。

愉快な世界へこんにちは。

 

 

 

 

 

 

 

 



先日飲んだ養命酒で作っているジンが美味しかった。
是非一度飲んでみて(^▽^)/

 

香の森|養命酒製造株式会社

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養命酒製造から、ハーブと、ハーブのお酒へのこだわりが生んだ、森の香りのクラフトジン誕生。和製ハーブ「クロモジ」と厳選されたボタニカルで造った、森の香りのクラフト...

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