◆BookBookBook◆

📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

N

2018-02-27 | photogenic




中村征夫
『極夜』★★★★


ABCで発見
ちょうど植村さんの余韻が残っているから、写真で見るグリーンランドのシオラパルク
その太陽が昇らない「極夜」
全てのものが凍りつく想像も出来ないマイナス40度・・
一体どんな世界なんだろうと思っていた世界の写真集(絵本っぽい)
たくましく生きているそぼくな表情の子供たち
確かに親近感がわく何だか似ているエスキモーたち
エスキモーが差別用語でいつの間にか消えたけど、
現地の人達はそうは思っていないと色々な書籍にはある*



***



1977年の秋のことである。ほぼ1ヶ月間、シオラパルクという地球最北の村でエスキモーたちの暮らしぶりを撮影するのが私の任務であった。



***




























週末なつかしのいせやで昼飲みした。
けむいけむい・・
昔の吹き抜け時代がなつかしい。
20代女子とのさし飲みは新鮮で・・恋愛話で盛り上がる!
ふらりとカレシの部屋に行ったら、知らないオンナと寝てたとかwow
誰もがウキワを経験してる。
どこまでがウキワ?ぷかぷか
「お互いさま」よね・・



井の頭公園かいぼり中


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

U

2018-02-26 | 探検家




植村直己
『エベレストを越えて』★★★


色焼けした相当な古本

1984年12月25日 第1刷
(単行本 昭和57年7月)



「私にとって、良い山とはひとつの極限を意味している」

巻き戻って*



***



最高峰から極地へ、極地から最高峰へ。つまり垂直、水平、そしてまた垂直へと、私の夢の振子は地球の極点をぎりぎりからぎりぎりに振れる。その振子が振れ、自分の前に来たときに黙って見逃すことはできない。



一言でいうと、山というのは、人それぞれに自分の山登りが出来ればそれがいちばんだと思う。人にあの山はいいとすすめられて登っても、その山の本当の良さは見つけられないかも知れないし、その山がその人にとって良い山だったかどうかもわからない。どの世界、どの道もそうだろうが、山というものは結局、自分で見つけていくものであろう。
私にとって、良い山というのは一つの極限を意味しているといってもいい。私が何度もエベレストへ行ったのは、登りたい、頂上に立ちたい、という欲望もむろんあったが、国際隊のときには日本山岳会隊が手こずった南壁にもう一度挑みたかったからだし、冬山登山隊の場合は一月のいちばん厳しい状態の中で登頂に挑むというところに何ものにもかえがたい魅力があったからだ。そういう極限の中での発見が、私にとっては新しいものなのである。



***



--------(抜粋)


山を愛し、山に消えた不世出の冒険家が、1970年、日本人として初登頂したのをはじめ、六回のエベレスト行のすべてを語る。
植の登山観、死生観が読みとれる。

--------




























上手くゆかない・・
心臓がどきどきしている。困ったなぁ
ちょうどメールを送って3時間Just
ちがうことを考えようとしてもだめみたい。
この呪縛から解放されたい。

本気で沖縄移住考えてみる?

涙で浄化


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M

2018-02-25 | photogenic



宮本隆司
『九龍城砦』★★★★

香港に鎮座していた高層スラム「九龍城砦」

昔、端島(軍艦島)の写真を見たとき以上 かも・・
どうしてこういう風景に目をうばわれてしまうのか。
ぐわっと一瞬にして心をつかまれてしまった。
この世界観
今は存在しないということもあるのかもしれない。


































---



宮本 中は暗いし、道はとにかく入り組んでいました。それにこの一帯が傾斜地に建っているので縦横だけではなく上下にも道がつながっているんですよ。案内図なんて親切なものはないので、入ったはいいけれど、今度は逆に出てこられないのではないかという不安も生じました。通路の上から汚水が落ちてくるので路面はあちこちがびちょびちょしていて、香港の亜熱帯気候も加わるから非常に蒸し暑い。当然臭いも酷いし地面にはネズミが走っている、というほどの不潔極まりない所でした。だから内部で撮影をする時は必ず帽子を被り、汚れてもいい服装で行いました。



---




























この何年か使用していないパスポート
先日からどこにあるのか分からず、あたまの中で探す・・


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

U

2018-02-23 | 探検家




植村直己
『青春を山に賭けて』★★★

 

--------(抜粋)

 

家の手伝いからは逃げ、学校ではイタズラばかりしていた少年は、大学へ進んで、美しい山々と出会った。―大学時代、ドングリとあだ名されていた著者は、百ドルだけを手に日本を脱出し、さまざまな苦難のすえ、夢の五大陸最高峰登頂を達成する。アマゾンのイカダ下りもふくむ、そのケタはずれな世界放浪記

 

--------

***

アルプスの岩と雪/朝焼けのゴジュンバ・カン/マッターホルンの黒い十字架/アフリカの白い塔/アンデス山脈の主峰/六十日間アマゾンイカダ下り/王者エベレスト/五大陸最高峰を踏破/地獄の壁グランド・ジョラス

***


愛してやまない植村さん
キャラクター的に憎めない。そうなんだろうなって読んでいて思う。
先日感銘を受けた山野井さんとはまたちがった愛嬌がある人
もぅ仕方ないなぁ・・って世話を焼きたくなるような
まだ二作目ですけど(笑)

次は『エベレストを越えて』既に手元にある。
茶色に変色した古本も古本・・

山熱が冷めないうちにどんどんゆこう~


---



「私は五大陸の最高峰に登ったけれど、高い山に登ったからすごいとか、厳しい岩壁を登攀したからえらい、という考え方にはなれない。山登りを優劣でみてはいけないと思う。要は、どんな小さなハイキング的な山であっても、登る人自身が登り終えた後も深く心に残る登山がほんとうだと思う」



---




























池袋駅構内で迷子・・おいおい;
何となくこっちかなぁ~ いやちがう?
じゃああっちかな~ いやいやちがうっぽぃ
ってことはこっち? そうね 感じだとこっちだ!
・・あ ちがってた。
じゃあどっちよ?どこよ~
方向音痴じゃないんだけど、最後Googleマップのお世話になりました。
東京駅や新宿駅じゃ迷わないから過信した・・
池袋侮れず。



https://www.doutor.co.jp/fukuro/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

A

2018-02-23 | photogenic




YUKI AOYAMA
『SCHOOLGIRL FANTASY』


外見と中身のぎゃっぷ・・ってこういうこと。
(笑)

ただただまぶしい。直視できない。
でも誰もが通り過ぎてきたことだから  成長  劣化
「永遠の17歳です!」そんな人はいない。

手をさしのべて、その手をぎゅっと握り返してくれる?
真摯なその視線を捉えそらさず、見つめ返してくれる?

かならず出来上がるグループ
離脱してまたちがうグループへと渡り歩く。
本当にわかってくれるコなんていない。

水面下の差別 卑下した笑い。

放課後

ゆるやかに流れる時間・・
永遠にこの時が続くと思っていた時期もあった。

なまあし
生あし
生足
ミニスカートで寒空の下










ばしゃんと水しぶきが上がった写真がみたいところ。









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

G

2018-02-22 | photogenic



具嶋成保
SHIGEYASU GUSHIMA
『ANCHORAGE』★★★


飛行機 

空港 飛行場

確かに昔はアンカレッジだったね。










絶望からの一瞬にしての脱出!!!

そして久々の青山ブックセンター






























http://shigeyasu-gushima.com/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

S

2018-02-21 | さだまさし




さだまさし
『はかぼんさん 空蝉風土記』★★★★

 

空蝉

空蟬(うつせみ)とは、この世に生きている人間。古語の「現人(うつしおみ)」が訛ったもの。転じて、生きている人間の世界、現世。うつそみ。 空蝉 - セミの抜け殻( またはセミそのもの)を指す、夏の季語。 空蝉 (源氏物語) - 『源氏物語』五十四帖の巻名の一つ。第3帖。また、その帖を中心に登場する架空の女性の通称。 空蝉 (能) - 能の演目。三番目物の本髭物。



---



「この国は面白いですよね」
そう、この国は面白い。
まことにそう思う。



---



P211・・×



---



“ないねばすげねすてな”



---

この意味を知った時、涙してしまった・・(今日二度目)





さださんの言葉の紡ぎ方が・・さすが操っているだけあって綺麗・・
上品 そう品がある。




























また?音信不通・・
そうあの時帰り道に電話すればよかった。
そうあの食事時にメールすればよかった。
涙を流すと浄化作用があるのか晴れやかな気持ちになる。
情緒不安定 そのひと言では解決出来ないものがある。

気分を変えてエステ

放っておく愛情もある ふふ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

I

2018-02-17 | 作家別諸々(あ行)



泉麻人
絵:村松昭
『大東京23区散歩』★★★★


朝からスケートを横目に最後の追い上げ・・
なんせP668!!!
やっと完読~




さてさて、
縁あれど23区・・
初めて何も知らずに住んだのが目黒区
そこから迷走がはじまった。
港区、中央区、江東区、練馬区
会社は渋谷区、新宿区、豊島区

意外や文京区に詳しかったりする(物件巡りの過去)
読んでいて全く景色や街並みがアタマに入ってこなかったのは大田区
羽田にゆくのに通り過ぎるのみで、過去大鳥居に一度だけ知人宅を訪ねたぐらい。
あと世田谷区
世田谷線の上町に面接に一度、これまたお友達が千歳烏山で一度
環八をただ通り過ぎるのみ・・
と思ったら尾山台も世田谷なのね・・よく遊びに行ってた。
世田谷広し。

ここまで出てきたので11区
あと12区・・




北区、荒川区、足立区も未知



--------


大東京23区基礎知識問題30

1. 大田区 ○
2. 練馬区 ○
3. 板橋区? ×(千代田区 北の丸公園)
4. ミドリがめ? ×(青ガエル)
5. バスケットボールストリート ○
6. 中野 ○
7. 室町時代 ×(大正)
8. 昭和時代 ○
9. 板橋区 ×(北区)
10. 8丁目 ×(9丁目)
11.  ×(工藤夕貴)
12. 銀座 ×(赤坂)
13.  ×(小林旭)・・誰?
14. ナントカみえこ? ×(牧村旬子)
15. 白鵬?なわけないね・・ ○
16. 塩なめ地蔵 ×(赤紙地蔵)
17. 城山 ○
18. 89 ×(37)
19.  ×(第三の男)
20. らいじん ×(いかずち)、? ×(おおさがり)、ごぼう ○
21.  ×たけし軍団
22. 経堂駅 ×(祖師ヶ谷大蔵)
23.  ×(東京盛)
24. 高円寺 ○
25. 北沢信用金庫 ×(昭和信用金庫)
26. 飯田橋 ×(伊勢神宮)
27. 東京ばなな △(ばな奈)
28. みゆき通り ×(阿佐ヶ谷パールセンター)
29.  ×(松本零士)
30.  ×(フランク永井)

時代が少々・・ってことで 9.5/30 再読必須?


--------








羽生くんの演技に感動 もー安定感半端ない。
涙ぐんでしまった。

個人的に惹かれた演技は、ウズベキスタンのミーシャ・ジー
素敵だった。ジャンプジャンプじゃなくて魅せるスケート
そしたら、選手と振付師の「二刀流」で活躍しているらしい。



検索していたらおもしろいショット発見☆


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

U

2018-02-16 | 探検家


植村直己
『北極圏1万2000キロ』★★★★+

止まらないヤマケイ文庫
こんな素敵な冒険本を知らなかったとは!
そうよね詰めが甘い
植村直己・・エベレスト?何となく聞いたことがあるのみで。
新たな山友と飲んだときに「マッキンリーに消えたんだよね」って。
「亡くなった」ではなく「消えた」
冒険家としてのロマンを感じる。
どきどき
『植村直己・夢の軌跡』なる本もあるみたい。










犬とのエピソード 最後の白くま登場の場面はどきどきした。



先日の幕張本郷までのちょっとした旅
その往復で読んだのもあり、帰りのホームで電車を待っている短時間の強風の中
「凍える・・」ぶるぶる震えていて、ハッと植村さん「北極の-30℃って一体・・」
蔵王山で-15℃を体験したことはあるけど、その倍・・
全くと言って状況がちがうけど(笑)
震えている場合じゃない!?
しかし寒いものは寒い*
わたしが生まれる前の北極圏であり、今の状況はどうなっているんだろう。
犬橇で旅する人なんていないんだろうな・・

また新たに読書の幅が広がった感じ。




























オリンピックを見ながら読む読む
*ボード*スロープスタイル優勝のアメリカの17歳のパフォーマンスはスゴかった*
滑りに個性を感じて、見ていてカッコイイ!興奮!

そしてハーフパイプ!!!



クールである。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

A

2018-02-15 | 有川浩




有川浩
『キケン』★★★


昼下がりの図書館にて。
装丁を見てまず借りないだろうな・・と少し悩む。
苦手部類
でも一気に有川浩を3冊読んで外れがないし、安定感が半端ない。
不安要素が見当たらない。
持って生まれた才覚なのかもしれない。

題名から危険な話かと(まんま単純に)
しかし危険ではなく、機械制御研究部(機研=キケン)という。
ひねくれていない青春小説
遠い昔・・青春時代のはちゃめちゃさを想い出してしまった。
そうそう振り回されていた方なわたしで(笑)
毎回色々なアクシデント?やら驚きやらが溢れていて、
あれこそ輝いていた日々だったんだなって。

もう少しエピソードがあったらなぁ
惜しまれるぐらいがよいのかしら。






























渡せなかった義理チョコ・・

偶然なタイミングでなつかしの仲間に逢った!
勢いで飲みに誘ったら双方ともOK♪♪
まぁよいよね。

帰りの電車で「有川浩って知ってる?」「図書館戦争な」
読むか読まぬか・・


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする