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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

M-Y-T

2016-04-24 | 村上春樹



村上春樹 吉本由美 都築響一
『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』★★★


途中挫折したまま放置

トラベルエッセイ

2008年5月10日 第1刷

ってことは8年も?(笑)

本屋さんや図書館へ行ってる場合じゃないね。
未読の本がたくさんある。



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世界は日々移り変わるし、価値は転換するし、かたちあるものはいつか消えていくものなのです。



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吉本 いま日本の何がつまんないかっていうと、どの街に行っても同じような店があり、同じようなものが流行り、若者も同じような格好をしてる。そういう意味で言うと、名古屋はやっぱり独特で、個性的だよね。味噌カツだって、他の地域に普及してないことに、名古屋の人は気づいてないんじゃないかな。



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「ハワイに行って、ドン・ホー・ショーを見て、すっかりインターナショナルにアホになっちまったぜ」



ハワイに行く→アホになる→マイタイを飲む、

「脱落してたって、べつにいいじゃん」

だって「進化」と「脱落」の一線をどこの引くかというのは、誰にもそんなはっきり断言できないことじゃないですか?



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ずっと日本にいるとわかりにくいのだが、僕らは、僕らが考えている以上に、歴史と直結しているのだ。



ここサハリンの、なだらかに続く草原に沿って気が遠くなるほどにまっすぐに進むオホーツク海は、まさに地の果ての感ありでダイナミック。



脳の専門家によると、人間は美しい水を長いあいだじっと見ていると、複合的な思考ができなくなるんだそうです。



間宮林蔵は幕府の命により1808(文化5)年から翌年にかけて、二度におよぶ樺太-黒龍江踏査を行ったのだが、いまの測量技術と比較してみても、驚くほど正確だったという間宮作成の地図をはじめ、困難を極めた探検の軌跡が数多くの資料によって明らかにされていて、興味津々。昔の日本にはすごい人がいたもんです。



ロシア人だって二日酔いになる。でも「絶対二日酔いにならない特効薬がある」と言うので、それ、どうしても欲しい!と薬局へ直行、手に入れたのがこの錠剤です。真っ黒いピルで、実はほとんど活性炭なんだそう。炭を飲むなんて、と躊躇したけど、試してみたらこれがほんとに効くんです!



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「幸せの敷居を低くするのが、人生をハッピーに生きるコツなのかも」



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怖いもの見たさ?カラヴァッジョのマグダラのマリアと対峙
平日の夕方5時過ぎだったからか美術館は空いていて、5分ほど眺め続けた。
照明の暗さもあってなのか、テレビでみた涙が見えず。

左目と右目の視力のちがいが分かった。


お次は福島で見れなかった若沖
菜食主義だったらしい。








生さだみいってしまった。
視聴予約しちゃってるぐらい。


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J

2016-04-17 | 翻訳物


ジョーン・G・ロビンソン
高見浩 訳
『思い出のマーニー』★★★

そうジブリの『思い出のマーニー』の原書
外国文学を元にしていたなんて知らなかった。
いつも下調べなしだから知らないことが多いね(笑)

『When Marnie Was There』


短期間で何回も何回もみた。
ジブリにはめずらしくあの暗い感じが好きで。
「私は私のとおり。不機嫌で、不愉快で。私は私が嫌い・・・」



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ボートと、海鳥と、とてつもなく広い空があるだけの、遠く離れた静かな世界。


アンナは水ぎわまでいって靴下と靴を脱ぎ、水の中に入った。湿地のほうを眺めると、日を浴びて金色に輝く砂丘のつらなりが水平線に重なっていて、その両側に海の青い線がのびていた。


見た瞬間に、自分が無意識に探していたのはあれなんだ、とアンナは直感した。


だれからもおびやかされず、永久にそこに建ちつづけている館


その館が自分のやってくるのをあらかじめ予期して、自分を見守り、自分が振り返ってそれに気づくのを待っていたような気がした。事実、アンナはそうやって館に気づいたのだ。


「青い窓のある大きなお家」








5 アンナ、気ままに暮らしてみる








館の背後の空は淡い黄緑色に変わりつつあって、煙突の真上には細い三日月がかかっていた。








15.「また、あたしを探して!」

「あたし、すごく淋しかった」







息を呑むような素晴らしい朝だった。明るい陽光がさんさんと降りそそぎ、強い南西の風が吹いていた。肌を刺すような風ではなく、新鮮で、さわやかで、ただ海と草と湿地の匂いだけをはらんでいた。



マーニーの顔をしっと見ているうちに、アンナは気づいた――マーニーの目の色は海と同じで、顔にかかる髪の色は堤防の枯草と同じか、それよりちょっぴり薄めの色であることに。こんなに美しい少女は見たことがない、








自分にとって大切なものは何か、それをわかってくれる人はだれもいなかった。








マーニーのことをいろいろ思いだしているうちに、涙がにじんでくる。遠くのほうで鳴いているカモメたちの、どこか懐かしい、わびしげな声を聞いていると、涙がどんどんあふれてきた。それは目尻からこぼれ、首筋をつたい、髪を濡らしてから砂にしみこんだ。

自分の涙になぐさめられて、アンナは陽光で涙がかわくまで寝ころんでいた。








いつのまにか潮が満ちはじめていた。うっすらともやのかかった。けだるい夕暮れ。



「あなたの、秘密の名前!」

波打ちぎわまで降りていくと、それが目に飛びこんできた。貝殻や海草の切れはしを使って、ある言葉がひと文字、ひと文字、ていねいにつづられていた。砂に書かれたその言葉は“マーニー”だった。



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赤い蛇が出てくる夢をみて飛び起きた。。

台風のような暴風が吹いていてガタガタと窓ガラスを鳴らす。



全くもって「めんどくさい」ティーチングプロだろうがこっちからお断りよ。

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I

2016-04-16 | 伊坂幸太郎



伊坂幸太郎
『PK』★★★


「いつの間にかロスタイムって言葉がなくなりましたよね」
TVで誰かが言っていたのを思い出した。
確かに。
この本は2012年3月7日発行
その頃(初出は2011年)はまだ「ロスタイム」だったのね。


緑好きとしてはこの装丁は美しい。


タイムトラベル的なお話だとどうしても「ななみ」の場面が浮かぶ。



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「興味深いですね」とまったく興味がなさそうに答えた。



「印象付け」



「事が起きてからでは手遅れだからね」



「お父さんの友だちに、次郎君というのがいたんだがな」



「工事中のビルには夢がある」

「工事が途中で止まることも、ままありますが」



「世間が事実だと思ったことが事実なんだ」



「世の中には、逆らえない大きな流れがあるってことじゃないの」



A・J・P・テイラーの『戦争はなぜ起こるか』



「これくらいで済むのなら良かった」



「臆病は伝染する」



「知らないほうが良かった、ということもあるな」








「PKのチャンスが訪れたら、外してください」








「あなたの信念を曲げて欲しいのです」



「『そして勇気も伝染する』」

「え」

「臆病は伝染する。そして、勇気も伝染する」



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「日ごろからこういうミスが多くて、自分でも嫌になってしまいます」



『死の商人』



欲望はエスカレートする。資本主義における経済成長と同じ理屈だ。欲望を叶えれば、次の欲望が生まれる。



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「分岐」と「ただの変化」の境い目はどこにあるというのか。



「これからのヒーローの第一条件は、失言しないことだ」



「あなたの力が必要なんです」



どんな薬にも副作用はある。



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華奢なその人の手が丸く肉厚だったのが意外だった。








「ニセモノの青空と 白い雲」








熊本が・・・阿蘇が崩落している。
朝 目覚めて異常に多いメール受信がほとんど「地震速報」だった。
何が起こっているんだろう?
都心のこの平和さの中にいると通信手段がなければ伝わらない。
九州出身の知人友人にメールする。
東日本大震災の際にメールをもらったこと。義援金に寄付してくれたこと。
いたたまれない。
日本はどこにいても地震からは逃れられないんだって。


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K

2016-04-10 | 角田光代


角田光代
『庭の桜、隣の犬』★★

文庫本にて再読
季節的にも同じかなって「桜」
でもちがってた(笑)

内容をなんとなく覚えていた。

角田光代っぽぃ



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そういえば場所はどこなのかと訊いてみたると、中野、っていうか高円寺、正確には野方、という複雑な答えが返ってきた。



何を買っても彼らが喜ばないだろうと思うのは、彼らが自分よりはるかに自由に何でも買えると知っているからである。



「それじゃあおとうさん、六十六歳のお誕生日おめでとう、かんぱーぃ」



「かあさんね、これからの人生、もう好きなように生きる」



帰るの帰らないの、帰りたくないの帰らないでだの、帰らなきゃだの帰らせないのだの、

ほらごらん、私を甘く見るんじゃないよ、と。








その8 さざ波は大きな波のうねりへと








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出逢えるのかなぁ


明日から残業の日々なのに夜更かし読書してしまう。








これからビュッフェお楽しみ~(お肉メイン♪)


わたしがよいならそれでよいじゃない?他人の意見が何になる?

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M

2016-04-03 | 村上龍




村上龍
『音楽の海岸』★★★★


まだまだ読んだことのない本がある。



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ユイスマンスの『さかしま』



チェルッティのスーツ



ニンフォマニア



抹殺



ブロイラー状態



本を読んで、男は群れを出て行く時に誰でも最低の状況を経験するのだとわかった。その、最低の状況がどんなもので、どうやって脱出したかがそいつをつくるのだとわかった、最低の状況がどんなもので、どうやって脱出したかがそいつをつくるのだとわかった。最低の状況はシリアスであればあるほどそいつにプレッシャーをかけ、そこから出ていくのは早ければ
早いほどいい、経験値と情報量に対して体力は反比例して落ちていくからだ。



パルチザン



「簡単に手に入る価値はないものにって・・・・・・」

それは、ちょっと我慢すれば何かいいことがある、という風な時に使われる。

簡単に手に入る・・・・・・、そういうシチュエーションの場合にだけそういうテレビ映画的な格言が生きる。



貞操の危機



サディストに必要なものは残虐性じゃないのよ、精神的で確かな情報なの。



『パリス・イズ・バーニング』



誰がそういう言い回しを始めるのか、わからないが、聞いてもいい?なんて言う時にはもう聞いているんだからな、あなたは何とかだって言われません?っていうのも同じだ。

何とでも言えるんだ。実はそいつが言いたいことなのに、まわりが言ってることのようにして、エクスキューズしようとするわけだ。

「あなたはどうしてわたしにいろいろ聞かないの?」

「わたしが必要になったら電話して。わたしは一人で住んでいるから、大丈夫。夜でも朝でも平気」



マザコンの男にはマゾヒストが多いんだ。



ホテルというのは、泊まるだけじゃなくて、食事をしたり、パーティーに出たり、待ち合わせにも使うのだと、教えてやろうかと思ったが止めた。
あとは、よく秘密の打ち合わせなんかにも使われる。



本の中の言葉は、まったく関係がない。他人の話すことをよく聞いて、話している他人をよく観察するんだよ。



『ラプソディー・イン・ブルー』



シューマンの『クライスレリアーナ』というピアノの曲で、ホロヴィッツのものを聞いていたのだが、ある旋律が、自分を酔わせていることがわかった。
それは絶対的な不安定さを、一時的な安定に変えるために、脳内の代謝物質を、作り出しているのだった。


自分だけで自分自身をコントロールすることはできない。



告白でやっかいなのは、される方にも、一時的な安堵感が、発生することだ。


告白は、伝染してしまうと、とどまることを知らない。



自分で自分のことが変なんじゃないかって、不安だった、とうフレーズ



この国は、未だに金持ちには悪い奴はいないと、本気で思っているんだよ。



一緒にいない時間は、あいつの自由なんだ、そう言うだろう。



ソフィスティケイション



オーストラリアの何とかという遊牧民



力を持つのは言葉そのもので、その言葉を発する人間の気持ちなど、何の役にも立たない。



リンチという言葉にはロマンチシズムと、ノスタルジックな響きがある。



コツさえつかめれば話せない自分の過去なんかない。
コツというのは、もちろん絶対に自分が悪いと思わないことだ。他人のせいにするわけではない。悪いことなどこの世にはないと確信すれば、すべてそれで済む。



「お願いだから、今後一切わたしのことをイメージしないで」



ひどく参ってるんだ、頼むから助けに来てくれ、とどうして言いたくないのだろう?


背中の左側全体が呼吸のリズムに合わせて痛むのだが、妙なことにそれには原因が、酒の飲み過ぎだとわかっているという安堵があった。




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「雨が降ると家にいていい理由が出来る」 確かに。



「人の記憶は捏造される」 確かに。

「いいことありますよ。きっと」



「どんなとこにも道はあるんですね」 ヤマハレディース




























Selena Gomez - Hands To Myself


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K

2016-04-02 | エッセイ、旅行記


小林聡美
『散歩』★★

夫婦ウォッチャー?(笑)
離婚しちゃったものね。。

とびが出てきて感慨


対談集

・森下圭子
 
 ・石田ゆり子

  ・井上陽水

   ・加瀬亮

    ・飯島奈美

     ・もたいまさこ

      ・柳家小三治


意外やおもしろかったのは石田ゆり子

あと最後の柳家小三治さん
落語に行きたくなってお友達に「また行かない?」って即LINE



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小三治 蕎麦は大阪城を建てるときに、その飯場に材木を積んだり、それから石が積んであったり、あるところには砂が積んであったりして、そこを砂場というんですけど、その砂場のそばで蕎麦屋がやってた。つまり、お城を作る人夫たちのためにそこで開業したんでしょうね。

小林  そこで始まった?砂場、蕎麦屋。

小三治 うん、そうそうそう。

小林  へぇー。



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平日の夜ちょっと遅めに渋谷に飲みに行った。
月初も月末も関係なく残業続き
何だろう?この一年働いてばかり。。
以前のわたしは何をしていたんだろうね?
だから「待ち合わせ渋谷ね」って言われテンション下がった(笑)
でも誘いがなければゆかない渋谷だから話は折らないことに。
「よく行く街は?」
「新宿、神保町、目黒かな」
待ち時間 裏路地をぶらぶら歩いてて人のいなさに都心なのにね。
平日の夜をもっと楽しもうって気になった。
しかしたった20分ぐらいで、若い男子と若い女子に声をかけられた。
話のネタは切れない。



♪“I Took A Pill In Ibiza”MIKE POSNER
www.youtube.com/watch?v=foE1mO2yM04

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