沢木耕太郎
『天路の旅人』★★★★★
沢木耕太郎のノンフィクションが出た!
これは迷わず読むでしょう~
「てんろ?」「あまろ?」さてどちらでしょう?
「てんろ?」「あまろ?」さてどちらでしょう?
--------(抜粋)
「この稀有な旅人のことを、どうしても書きたい」
「旅」の真髄に迫る、九年ぶりの大型ノンフィクション
第二次大戦末期、敵国の中国大陸の奥深くまで「密偵」 として潜入した若者・西川一三
敗戦後もラマ僧に扮したまま、幾度も死線をさまよいながらも、 未知なる世界への歩みを止められなかった。
その果てしない旅と人生を、 彼の著作と一年間の徹底的なインタビューをもとに描き出す。
「旅」の真髄に迫る、九年ぶりの大型ノンフィクション
第二次大戦末期、敵国の中国大陸の奥深くまで「密偵」
敗戦後もラマ僧に扮したまま、幾度も死線をさまよいながらも、
その果てしない旅と人生を、
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ハードカバーからの情報は少なめ。それがよき。
大体は文庫本裏のあらすじでネタバレすることが多し。
ぐんぐん読み進み、後半の船旅前で一旦ストップ
そうわたしのクセ 読み終わるのが惜しくなるとペースダウン
こういう時速読なのがネック
そうわたしのクセ 読み終わるのが惜しくなるとペースダウン
こういう時速読なのがネック
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「泳ぐ」
うっかり口走ってしまい、内心、しまったと思った。 河が少ない高原地帯の蒙古では泳ぐ習慣がない。西川も、 これまで泳げる蒙古人というのに会ったことがなかった。 蒙古人ではないことがわかってしまうのではないかと不安になりか かったが、慌てても仕方ないと腹を括った。
「本当に泳げるのか?」
疑わしそうにもうひとりが言った。
「河など怖くない」
そう言って、話を打ち切ったが、 そのひとことはやがて西川の命に大きな出来事を引き寄せてしまう ことになる。
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あまりの主人公のストイックさに、物語途中でハッと我に返る。
現代の現実に一瞬我を忘れるよう。
普段見えている世界が少し違って見えてくる。
現代の現実に一瞬我を忘れるよう。
普段見えている世界が少し違って見えてくる。
「読むと世界の見え方が少し変わります。」
そう言って会社のコにおすすめした。この本は薦めるに値する。
長年この備忘録を読んでくれている方
読書の習慣がなくても、 この一冊『天路の旅人』読んでみてはいかがでしょう?
過去にも何冊かおすすめしたけど、人生を変える一冊になるかも。
あまに没頭し過ぎて、目線が世界が少し変わります。
そう言って会社のコにおすすめした。この本は薦めるに値する。
長年この備忘録を読んでくれている方
読書の習慣がなくても、
過去にも何冊かおすすめしたけど、人生を変える一冊になるかも。
あまに没頭し過ぎて、目線が世界が少し変わります。
こんな私でもそう。
新たな考えが芽生え、一歩違った道に入り込みました。
新たな考えが芽生え、一歩違った道に入り込みました。
何でも気持ち次第なのです!
遅い早いはなく勉学に励みたくなったそんな一冊でした。
少し落ち着いたら『深夜特急』再読したい。